こんなんばっか・・・
スラドの記事に、 プレミアム機能と引き換えに暗号通貨を採掘する無料アプリがMac App Storeで公開されていた てのがありました。
現在は非公開になっているが、プレミアム機能の使用料金を支払うかわりに暗号通貨採掘プログラムの実行を選択できる無料アプリがMac App Storeで公開されていたそうです。記事によると・・・
このアプリ「Calendar 2」では、Moneroの採掘をバックグラウンドで実行することでプレミアム機能を無料で利用できるオプションが最近のバージョンで追加されたという。しかし、開発元のQbixはArs Technicaの問い合わせに対し、このオプションを選択しなくても採掘プログラムが実行される、CPU使用率が想定していた10%~20%を大きく上回る、といった問題が発生していると回答。これに対するユーザーからの苦情も出ていたようだ。
だそうですよ。今週月曜日に本ブログで、 仮想通貨マイニングソフトをバンドルした動画キャプチャソフト「oCam」が窓の杜で収録中止に というエントリーをアップしてWindows用のアプリにバンドルされた仮想通貨マイニングソフトをご紹介したばかりですが、今度はMacOSのアプリにバンドルされていたみたいですね。
いや正確にはバンドルではないですかね。プレミアム機能の使用料金を支払うかわりに暗号通貨採掘プログラムの実行を選択できるということですから、プレミアム機能を使わなければマイニングはされないはずでした。
ところが、記事にもある通り、このオプションを選択しなくても採掘プログラムが実行されるということがあったようで、正直アヤシサしかないですよね。
既にアプリは削除され、採掘機能を削除した新バージョンを再公開しているそうなので、まぁバグだったんでしょうけど、この手の仮想通貨マイニングソフトを組み込むのはかなりリスキーであるとアプリ制作者も認識すべきかもしれません。
今後は、他のプラットフォームにもしれっとバンドルされてくることも予想されますので、アプリのインストール時には、利用規約を熟読するとともに同時にインストールされるアプリがどのようなものがあるのかも必ず確認した上で、利用するように心掛けたいものです。
皆様もくれぐれもご注意くださいね。