手書きもまだまだ・・・

 

INTERNET Watchの記事に、利用している会計ソフト、クラウド型は13.2%、事業継続年数が若いほど導入意欲が高い傾向 てのがありました。

 

株式会社MM総研が、クラウド型会計ソフトの利用状況調査の結果を発表したそうです。それによると・・・

 

クラウド型会計ソフトの認知度は、「知っている」が69.5%で、2016年12月調査時よりも3.8ポイント上昇した。

クラウド型を含め、会計ソフトを利用しているという回答は全体の32.5%。利用している会計ソフトはPCインストール型の会計ソフト(会計データのみをクラウド上で保管するものも含む)が77.7%、クラウド型会計ソフトが13.2%。

 一方、会計ソフトを利用していないという個人事業主は56.3%で、代わりに利用しているものは、「市販の帳簿やノートなどへの手書き」が41.5%、「Excelなどの表計算ソフトに入力」が39.4%、「税理士や会計事務所への外部委託」が12.0%。

 

だそうですよ。クラウド型会計ソフトの知名度もかなり上がったとは言え、実際に利用している方はやはり1割程度なんですねぇ。また、今後の利用動向を見ても、65%程度の方が今後も利用したくないと答えていて、まだまだクラウド型会計ソフトの普及は先のようです。

 

想像以上だったのが、記事にもある会計ソフトを利用していないという個人事業主様が56.3%いらっしゃったことですかね。ウチも中小企業様中心に営業させていただいてますので、状況は把握してるつもりだったんですけど、個人事業主様では予想以上に手書きや税理士様におまかせの状況が多いんですね。

 

クラウド会計はやはりその信用度なんかの問題もあると思いますし、既存の会計ソフトもやはり使いやすくなってるとは言え、とっつきにくい部分もありますからね。

 

ただ、特にクラウド会計は一度設定してしまえば多くの部分が自動化出来ますので、その部分をもっとアピールしていけば利用者は増えると思います。

今後の各社のサービス展開にも期待したいところです。