使わないのもあるよね・・・

 

INTERNET Watchの記事に、 危険度の高いMicrosoft以外のアプリは「iTunes」「Java JRE」「Lhaplus」 てのがありました。

 

フレクセラ・ソフトウェア合同会社は、インストールされたソフトウェアの脆弱性スキャンを行う「Personal Software Inspector」の2016年第4四半期のデータに基づいた国別の脆弱性調査結果を発表したそうです。記事によると・・・

 

同社の2016年調査による脆弱性数に占める原因の割合は、Windows OSが32%となっている。OS以外では、Microsoftのソフトウェアが25%、それ以外のベンダーのソフトウェアが43%を占めている。

最新版がインストールされておらず、危険度が高いアプリは「iTunes 12.x」がトップだった。2016年の1年間で検出された脆弱性は29件ながらシェアは42%で、パッチ未適用率も57%と高い。これに次ぐ「Java JRE 1.8.x/8.x」は、脆弱性が39件と多く、シェア43%、パッチ未適用率53%だった。「Lhaplus 1.x」は脆弱性は0件、シェアは26%だったが、パッチ未適用率が63%と高い。

 

だそうですよ。当然かもしれませんが、MSのアプリよりそれ以外のベンダーのソフトウェアによる脆弱性数のほうが多いんですね。

 

記事にもあるiTunesに関してはうちのお客様は法人様なので会社のクライアントにiTunesが入っていることは稀なんですけど、Javaのランタイムに関しては意外と多くのクライアントに入っていることが多いんですよ。

お客様に「Javaはご利用ですか?」とお聞きすると・・・

 

「(゚Д゚)ハァ? Java? 動物の?」

 

「いや・・・カバじゃなくて・・・」

 

というようなやり取りもあったりなかったり・・・ まぁないですけど

 

というように、使っているか入っているかさえ認識がない場合も多いんですよ。なので、当然ながら起動時なんかにJavaのアップデートのポップアップが出たとしてもわけが分からずにキャンセルされるということが頻繁に起きてるんです。これはiTunesなんかでも結構ありますよね。

 

そういったパッチ未適用のアプリが結構あると思うので、使ってないアプリに関してはいっそのこと削除する方向でお考えになられた方がいいと思います。

 

この機会にPC内の全てのアプリを見直して、整理してみるのもいいのではないでしょうか?貴重なリソースやストレージのダイエットにも貢献してくれると思いますよ。是非、お考えになってみてくださいね。