ご注意を!
ITmediaの記事に、 「有料コンテンツの料金が未払い」「裁判手続きをしている」――DMM.comかたるSMS、消費者庁が注意喚起 てのがありました。
「有料コンテンツの利用料金の支払確認が取れません」とSMSを使い、DMM.comをかたって金銭を支払わせようとする被害が相次いでいると、消費者庁が2月28日に注意喚起したそうです。
記事によると・・・
不審なSMSは「有料コンテンツの利用料金の支払確認が取れません」「有料動画閲覧履歴があり未納料金が発生しております」などという内容。「本日連絡なき場合、訴訟手続きに移行します。至急ご連絡ください」と消費者の不安を煽るという。
だそうです。記事にもある通り、支払い方法が通販サイトのギフトカードをコンビ二エンスストアで購入させるという手口で、訴訟手続き云々と言っている割には支払手続きが如何にもアヤシク稚拙です。
ただ、こういったフィッシングの手口に慣れていない方は、「訴訟」という言葉だけで気になってしまって正常な判断ができなくなってしまう場合もありますのでご用心を。
このSMSを使った「スミッシング」という手法は、先々週の本ブログでも SMSで誘導、日本語のGoogle Play偽サイトにご注意を! というエントリーで同様の手口をご紹介しており、最近のフィッシングの流行りの手法ですので、メールやSNSだけでなくSMSでのフィッシングにも充分に注意が必要です。
今日は以前にもあった、マイクロソフトかたる偽の認証サイトが再稼働「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています」 とのフィッシングもまたまた見つかったようで、中の人のメアドにも来ていました。毎週のように派手なフィッシングが見つかるような状況ですので、皆様くれぐれもご注意ください。