非常用にも・・・
株式会社マイクロリサーチは、LTE通信モジュール内蔵の無線LANルーター「MR-GM3-DK」を2月初旬に発売するそうです。記事によると・・・
新製品は、通信キャリアやMVNO事業者のSIMカードを装着することで、有線インターネット回線を必要とせず、LTE回線によりインターネット接続環境を構築できる無線LANモバイルルーター。(中略)
本体にUSB 2.0ポートを搭載し、USB接続のモバイルデータ通信に対応。有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)は2ポートを搭載し、1ポートをWANポートとして使用することで有線WAN回線も利用が可能。これらの接続モードを組み合わせた回線冗長化機能にも対応する。
だそうです。無線LANルータールーターとして使う場合、通常の通信をLTE経由で行うのはコスト的に見ると割高だと思うので、通常は有線で利用して有線が接続できない場合に、無線で接続するというのがいいのかなと。
ウチへのご依頼でも特に多いのが「ネットワークが繋がらない」というお問い合わせです。もちろん原因は様々ですが、NTTでの障害やプロバイダでの障害の場合もあり、そういった場合はこちらが復旧させたくてもどうしようもない場合が多いんですね。
なので、そういった場合に自動的に無線に接続してネットワークを維持できるというのはかなり理想だと思います。
もちろんそれだけのために、MVNOに月額費用を払うというコスト的な問題は残りますが、ネットワークの冗長性を確保するという意味では、このルーターの存在意義は大きいと思います。
費用はともかく、ネットワークの冗長性を確保したいという企業様はぜひご検討になってみてはいかがでしょうか?