まず予防・・・

 

窓の杜の記事に、 昨年のランサムウェア被害は前年比3.4倍、過去最大に~トレンドマイクロ調査 てのがありました。

 

トレンドマイクロ(株)は、2016年1月から11月までに日本国内で観測された脅威情報や統計データをもとに分析した“2016年国内サイバー犯罪動向”を発表したそうです。昨年はランサムウェアの感染被害が急増し、“日本における「サイバー脅迫」元年”といえる年になったとのこと。

 

詳細は記事に譲りますが、去年は本ブログでも度々ランサムウェアについての情報をお伝えしてきました。記事にもある通り、去年一年だけであっという間にランサムウェアが流行した感じがしますよね。

記事中で・・・

 

国内で活動するランサムウェアの多くは英語だが、2016年10月以降は日本語のものも断続的に確認されているとのことで、今後の被害増加が懸念される。

 

と書いてあるように、この手のマルウェアは必ずと言っていいほどその国の言語にローカライズされたものが出回りますので、今年は特に注意が必要です。

 

ランサムウェアが初期の頃は、感染してしまうとファイルの復号化はまず困難だったわけですが、セキュリティベンダーの努力により最近では感染しても復号化可能なランサムウェアも増えてきていますので、万が一感染してしまったとしても焦らずにセキュリティベンダーのサイトなどで情報収集の上、対応するのがいいと思いますよ。

また、あまり詳しいことがわからないという方は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の相談窓口にご相談いただくのもいいでしょう。

 

とにかく、ランサムウェアも含めてマルウェアはまず予防が重要ですので、セキュリティソフトの導入、WindowsUpdateの実行、アプリケーションのアップデートを確実に行うようにお薦めします。