お気を付けください!

 

ITmediaの記事に、 「有料動画閲覧履歴がある」――「偽ヤフー」SMS、消費者庁が注意喚起 てのがありました。

 

「有料動画の未払い料金がある」「支払わないと裁判沙汰になる」などと、携帯電話のSMSを使い、ヤフーをかたる架空請求の被害が2016年10月から相次いでいると、消費者庁が12月22日に注意を呼び掛けたそうです。

記事によると・・・

 

 トラブルでは、まず「有料動画閲覧履歴があるため、本日中に登録解除いただけない場合、身辺調査及び法的措置へ移行となります。ヤフー●●」という内容のSMSがユーザーに届く。「ヤフー●●」の部分には、「ヤフー総合窓口」「ヤフー総合受付」のほか、「Yahoo」と名乗る場合もあるという。不安を覚えたユーザーが、SMS記載の番号に電話をかけると、ヤフーの名をかたり「有料動画サイトに登録があり、延滞料金などの未払料金が25万円ある」「すでに弁護士に依頼し、裁判の手続きを進めている」と告げ、支払いを求めるという。

 

だそうです。

ありがちな架空請求事例ですが、ヤフーという誰でも知っているような有名サイトを騙っていて、コンテンツてんこ盛りなサービスだけに「もしかして・・・」と思わせるのが手口です。

 

ただ、請求金額が25万円とかなり高額ですし、簡単には払えないような金額ですので、そこら辺は思いとどまる人も多いかもです。

 

記事にもある通り、ヤフーが運営する動画配信サービス「GYAO!」は、あらかじめ決済サービス「Yahoo!ウォレット」でクレジットカード情報などを登録しなければ利用できない仕組みです。ヤフーがサービスの料金未納者への連絡にSMSを利用することはないので、この手のSMSを万が一受け取ったとしても無視するのが一番です。

 

年末年始は特にマルウェアやフィッシングが多発する時期ですので、これからの時期は特に注意が必要です。皆様もくれぐれもご注意くださいね。