暗号化されてしまったら・・・
INTERNET Watchの記事に、 「No More Ransom」参加ベンダー4社のランサムウェア復号ツールの無償提供が開始 てのがありました。
ロシアのKasperskyは15日、「No More Ransom」のアソシエイトパートナーとしてBitdefender、Emsisoft、Check Point Software Technologies、Trend Microの4社が参加し、これらのベンダーが開発した13種類のランサムウェアに対応する復号ツールの提供が開始されたことを発表したそうです。
詳細は記事に譲りますが、ファイルを暗号化した上で「人質」として身代金を要求する所謂「ランサムウェア」が猛威を奮っています。通常、ランサムウェアに感染し、ファイルが暗号化されてしまったら、ほぼもとに戻すことは不可能なのですが、セキュリティベンダーの協力により今回のような復号化(暗号化を元に戻す事)が可能なツールが提供されています。
7種類10バージョンのツールが用意されていて、暗号化されてしまったファイル2つを「検体」としてアップロードすることで、最適なツールを教えてくれます。そのツールをダウンロードした上で、復号化を試すこととなります。
ランサムウェアに感染してしまった場合は、身代金を払うこと無く、「No More Ransom」のサイトに行き、是非とも復号化が可能かどうかを試してみてくださいね。
もちろん、感染しないことが一番ですので、セキュリティソフトの導入やアプリのアップデートは確実に行うようにしましょう。