スマホのMVNO移行計画シリーズも今回で最終回となります。今回は中の人がMVNOに移行するにあたって、イロイロ調べた結果のお薦めMVNOと端末をご紹介します。
まずMVNOですが、今後移行される方はキャリアからの移行組が多いと思いますが、そういった方には、迷わず ワイモバイル 若しくは UQモバイル をお薦めします。
ワイモバイルは旧イーモバイルですので、実質的にはMVNOではなくれっきとしたMNOです。現在は、ソフトバンク傘下ですので、ソフトバンクのネットワークも利用できますし、何よりMNOですからMVNOとは明らかに速度が違います。
これはネット上のMVNO速度比較サイトを幾つか調べてもらえれば分かりますが、明らかにOCNやIIJとは異次元の速度です。桁が一つ違う場合も結構あります。
全体的な料金を比べてしまうと、DMMモバイルなんかの方が安いわけですが、ワイモバイルの場合、通信量の他に通話も 1回あたり10分以内・月300回までが無料 で利用できるなど、キャリアの通話し放題プランに慣れた方にも利用しやすくなってます。
UQモバイルに関しては、MVNOではあるのですが、最近のワイモバイルの好調ぶりを危惧してか、親会社のauが積極的に介入を行っているようで、今やau版ワイモバイルのような感じになってきています。速度に関しても、ワイモバイル同様にMVNOとしてはかなり速い部類ですので、こちらもキャリアからの移行に関してそんなに違和感なく利用していただけると思いますよ。
それ以外のMVNOに関しては、ご自身の月間の通話料、通信量をしっかり把握されている方が利用するのがいいでしょう。特に通話をほとんどしない場合などは、ワイモバイルやUQモバイルよりも更に安くすることが可能だと思います。
次に端末ですが、ドコモ系のMVNOを利用する場合は、ドコモ利用者はそのまま端末を利用することが出来ますので、あえて新しい端末を購入する必要はないことを事前にお断りしておきますね。
その上で、オススメするとしたら、まずは中の人も購入した HUAWEI P9 lite がまず挙げられます。昨日も書きましたので詳しくは書きませんが、現時点ではコスパNo.1の端末だと思いますよ。
次にオススメするとすれば、中の人が移行の際に最後まで迷った 富士通 Arrows M03 ですかね。スペック的にはCPUはクワッドコア、ディスプレイはHDと前時代的なスペックなんですが、その分消費電力は少なくなりますので、3日間はバッテリーが保つという触れ込みみたいです。
それと、MVNOで扱う端末としては貴重なおサイフケータイ対応機です。おサイフケータイのご利用を前提としてる方には、ありがたい端末ですよ。
更に、Arrows M03はUQモバイルでもドコモ系MVNOでもどちらでも扱っていて、両方のMVNOに対応する数少ない貴重な端末なんです。一括で購入すれば、いつでも国内の気になるMVNOに移行できることは他の端末ではないアドバンテージだと思いますよ。
以上、お薦めMVNOと端末をご紹介してきましたが、キャリアからの移行であれば、月々の料金は確実に安くなると思いますので、ご自身の利用方法をよくご検討いただいた上で、最適なMVNO選びができることを願っております。