念のためご確認を・・・
ITmediaの記事に、 D-Link製の防犯カメラに脆弱性、無防備さの筆頭は日本 てのがありました。
IoTセキュリティ製品を手掛ける新興企業のSenrioは、D-Link製の防犯カメラなど多数に深刻な脆弱性が見つかり、攻撃者に制御されたり映像を見られたりする恐れがあると伝えたそうです。
記事によると・・・
悪用された場合、攻撃者が不正なコマンドを送り付けてコードを挿入し、パスワードを設定したり、カメラの映像にリモートからアクセスしたりすることが可能とされる。たとえ強固なパスワードを設定していたとしても、管理者権限を持った新規ユーザーを追加され、デバイスを制御される恐れがあるという。
とのことで注意が必要です。
正直、日本ではD-Linkの製品があまり普及してないと思いますので、影響はかなり限定的だと思いますが、D-Link社自体はルータやスイッチでは世界的にシェアの高い企業ですので、日本以外での影響はかなりあると思います。
記事中にもある Shodan は、インターネットに公開されているシステムの情報をデータベース化して一般に広く検索サービスを提供しているWebサイトで、利用者がサイト上からIPアドレスやドメイン名、ポート番号などを条件に検索すると、該当するシステムの詳しい情報を誰でも入手できるようになっています。
Shodanで検索すると、日本ではかなりの数の監視カメラなどが無防備に放置されていたりして、非常に危険です。
D-Link社製品をご利用の方はもちろん、ウェブカムをご利用の方は、今一度、ご利用中の機器のセキュリティをご確認いただくようにお薦め致します。