いつかは壊れる・・・

ITmediaの記事に、 GoogleドライブやGoogle Docs、約2時間半にわたってサービス障害 てのがありました。

米Googleのクラウドサービス「Googleドライブ」「Googleドキュメント」が、日本時間の10月10日午前4時ごろから接続できない/しにくくなったが、午前6時半ごろにはほぼ復旧したそうです。

この手の障害はクラウドにはつきものですね。Googleドライブでも今回が初めてではなく過去に何回も同様のことは起こってます。

「これだからクラウドは・・・」

と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、データを保存する以上、なんらかのストレージに保存せざるを得ないためいつかは壊れる運命にあります。ただ、これは何もクラウドに限ったことではなく、現在皆様がご利用のPCのHDDやSSDもいつかは壊れることは間違いないのです。ローカルで壊れるか、クラウドで壊れるかの違いだけだと思います。

ただ、異なるのは自分で直すか他人が直すかの違いです。

自分で直せる人はいいでしょう。もちろん大きな企業で情シスが直す場合もあるでしょう。ただ、個人の場合や中小企業の場合は、技術的にも物理的にもすぐに直せる環境にある人は稀なのではないでしょうか?

そういった場合は今回のようにGoogleが直す場合のほうが結果的に早く復旧したりする場合があります。

更に問題はストレージ内のデータ保護が問題ない状況で復旧できるかということです。Googleドライブは当然ながらバックアップを何重にも取っているでしょうから、そう簡単にデータが消失する可能性は少ないと思います。それに対して、個人や中小企業の場合、残念ながらバックアップさえ取っていない場合が見受けられます。

PCやネットワークがダウンした場合、自分で直す以外は必ず誰かが直しています。インフラは動いて当たり前のようですが、その裏には必ず「人」が動いていることを今一度認識しておきたいものですね。