お高い理由・・・

GIGAZINEの記事に、 VAIOのモンスターPC製造現場を徹底取材して見えてきたMADE IN JAPANのすさまじいものづくりとは? てのがありました。

先日「VAIO Z」を発売したVAIO株式会社の長野県の安曇野工場の見学記がGIGAZINEに載ってました。詳細は記事に譲りますが、マザーの実装から組み立て、検査までを安曇野工場で行ってるんですね。

他の国内ベンダーのPCは多くが海外での組み立てだと思いますが、だからこそ「ある程度の価格」で提供されているということは言えると思います。

「VAIO Z」の価格は一番安いモデルで 191,780円(税抜) からですが、やはり記事にあるような工程全てを日本国内でやるとなると、これだけの価格になるのもうなずける部分があるのは多くの方が理解できるのではないでしょうか?

ご存じの方も多いと思いますが、Panasonic の レッツノート も規模はかなり違いますが同様のことを日本国内で行ってます。あまりレッツノートをご存じない方に「レッツノートはなんであんなに高いの?」と聞かれることがあるのですが、今回のVAIOと同様のことをやってますので、あのくらいの価格になってるんですね。

ちなみに同じGIGAZINEさんでレッツノートの神戸工場見学記が載ってますので、興味ある方はどうぞ。

なぜパナソニックは「Made in Japan」にこだわるのか、レッツノート神戸工場見学レポート

もちろん中国での生産も現在はかなり精度が上がってるので、中国生産だからダメと言うわけではないのはご理解くださいね。

このところ国内生産への回帰の流れもあるようですし、個人的には多少高くてもMade in Japanを選びたいという気持ちはあります。レッツノートやVAIOはビンボーな中の人には高嶺の花ですが・・・
VAIOも含めて、日本だからこそできる「ものづくり」を今後も継続して「国内生産の灯」を維持してもらいたいものですね。