紛らわしい・・・

ケータイWatchの記事に、 Acer、Androidスマホ「Liquid Z200」をブックオフで販売 てのがありました。

日本エイサーは、エントリークラスのAndroidスマートフォン「Liquid Z200」を1月28日に発売するそうです。価格は1万円程度。全国のブックオフ、約200店舗において、データ専用SIMカードとセットで販売されるとのこと。

詳細は記事に譲りますが、端末が1万円というのはかなり安いですね。ただ当然ながらスペックは2~3年前のスペックです。今や中華ホンの安物でもクワッドコアの時代ですからね。

ただ、スペックはデュアルコアでも使いようによっては問題ない場合もあるので、そんなに問題じゃありません。そもそもこの端末「Liquid Z200」は、3GのみでLTE非対応なんです。この端末を利用する限り、3Gしか使えないにもかかわらず、1日70MBまでLTEを利用可能なSIMに組み合わせて販売することが紛らわしいのではないかと思うのです。

SIM単体ではLTE対応ですので、LTE対応端末で利用する限りは何の問題もありません。価格的にもごく平均的な価格です。

この手のスペックや仕様にあまりお詳しくない方が、さもLTEが使えるような感じでこの端末をご購入になるとチョット不幸だなと思うわけです。もちろん、購入時にSIMはLTE対応だけど端末は3Gのみ対応で、速度は3Gの速度しか出ないことを十分説明した上で販売する思いますけどね!

スペックを隠してるわけじゃないし、嘘もツイてないけど、紛らわしいし、ご年配の方などは間違えて購入しちゃう方もいるかもしれないので、できれば端末をLTE対応にするか、SIM自体を3Gのみ対応のSIMにしてもっと通信費を安くするなりの施策を取ったほうがよかったんじゃないですかねぇ。まぁ余計なお世話ですけど・・・

「格安スマホ」とひとくくりで言っても、実情はホントに玉石混交ですので端末のスペックや通信方式をきっちり確認した上で、購入することをお薦めします。