寿命はあるけど・・・

GIGAZINEの記事に、 SSDの耐久実験で書き込み150万GBの壁を越えた機種はどれか? てのがありました。

Intel・Corsair・Samsungなどの主要なSSDの耐久比較実験を継続中のThe Tech Reportが、最新の実験結果を公表したそうです。その結果、1.5PB(ペタバイト)というとてつもない量のデータ書き換えを実現したモデルがあることが判明したとのこと。

詳細は記事に譲りますが、実験した5つのSSDのうち最も最初に脱落した「Intel 335 240GB」でさえ、700TBでお逝きになられたとのことで、毎日10GBのデータ書き換えを行っても7万日つまり約190年もつという計算になり、「寿命」としては充分かと。
ただ、搭載コントローラーや利用方法によってかなり違ってくる場合もあるので、この結果を一概に鵜呑みにするのもどうかとは思います。

今回のテストで使用されたSSDは既に2年前程度のモデルなので、最新のSSDと比べると速度や耐久性に関しては更に進歩しているものと思います。

ウチでもSSDをオススメすると、稀に多少PCに詳しいご担当者様から「SSDは寿命があるから・・・」と敬遠される場合もあるのですが、HDDに寿命がないかというとそうでもないわけで・・・

寿命がある程度把握できるSSDのほうが、対策しやすい場合もあると思うんですよね。いつ逝くかわからないHDDよりもね。(もちろんSMARTなんかである程度確認は出来ますけどね)

それにウチの場合、法人での利用なので特別な用途以外はそんなに激しい量の書き換えはないし、そもそも寿命に達するかまで使うかどうかも微妙だと思います。それ以前にPCの買い替えがくるだろうと・・・

なので、未だにSSDは寿命があるから心配とお考えの法人ユーザーの方は、あまりお気になさらずに、SSDの圧倒的な利便性を享受されたほうがいいと思います。
(そもそもバックアップだけしっかり取っておけばSSDでもHDDでも問題無いです。)

PCの買い替えをお考えなら、中の人的には絶対にSSD搭載機のご購入をお薦めします。HDDでは考えられない圧倒的な体感速度が得られますよ。