お気をつけ下さいね・・・

INTERNET Watchの記事に、 ID入力でウイルスが即・不正送金?! “正しい画面”知って対処を てのがありました。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、オンラインバンキングにおける不正送金被害が2014年に入ってから増加している問題を受けて、改めて注意喚起を行ったそうです。被害防止の第一歩として、各サービスサイトにおける“正しい画面”を知っておくことが重要だとしているとのこと。
記事によると・・・

IPAでは、不正送金の新たな手口として、従来とは異なる挙動のウイルスが現実に確認されたことを特に問題視している。このウイルスは、ユーザーがIDやパスワードを入力した際にリアルタイムで送金処理を完結させてしまう。この事例は、5月に三井住友銀行(SMBCダイレクト)で発生した。
これまでは、ウイルスによって詐取したIDやパスワードが犯罪者側にいったん送信され、その上で犯罪者自身が手動などで銀行サイトへアクセスしていた。対して、新種のウイルスではIDとパスワードを犯罪者側が再入力する手間もない。

とのことで、より巧妙化しているのが分かります。基本的にこの手のウイルスに感染しないことが第一です。感染しないためには、セキュリティソフトの導入はもちろんのこと、OSのセキュリティパッチアプリケーションのセキュリティパッチの確実な適用が必須です。

可能であればそれと共に、利用中の金融機関に、より強固なセキュリティ対策が可能な施策がないかどうかを確認することも重要です。記事中にもある、三井住友銀行(SMBCダイレクト)の場合、通常の暗証カードをより安全な ”パスワードカード” に切り替えることが可能なようです。

三井住友銀行 パスワードカードについて

暗証番号が印刷されている暗証カードより、使い捨ての暗証番号が表示されるパスワードカードのほうが、より強固なセキュリティ対策となります。是非ご利用になってみては如何でしょうか・

従来の振込時に必要な ”第2暗証” のようなシステムは現在では非常に危険であると言わざるを得ません。是非ともご利用中の金融機関のオンラインバンキング時のセキュリティ対策について、今一度ご確認頂くことをお薦めします。