XPもいずれは・・・

やじうまWatchの記事に、 XPサポート終了で数年ぶりに注目を集める、ニコ動のとある実験動画とは てのがありました。

4/9にサポートが終了したXPですが、まだご利用中の方も多いかと思います。サポートが終了するとナニが危険なの?という方も多いかもしれません。

では、以下の動画はとっくにサポートの終了した  Windows 2000 SP4をクリーンインストールしてネットに繋ぎ、攻撃にさらされる様子を収めたものです。百聞は一見に如かず。まずはご覧ください。


ネットに接続してからおよそ1分で最初のウィルスに感染したのち、数分後には数えきれないほどのウィルスの巣窟となってましたね。

Windows2000はデフォでファイヤウォールを搭載していないこと、この実験では攻撃によく使われるポートは全開放なこと、インターネットからのPing拒否、SPI、DoS攻撃防御などの機能は全て無効にしてあることなど、XPと比べてしまうと異常なくらいに脆弱な状態なので一概に比較は出来ません。

ただ、少なくともサポートが終了してパッチの更新が無くなるということは、この状態に近づいていっているということはご理解いただきたいと思います。

「ウチは感染したことなんてないから・・・」

と仰るお客様もいらっしゃるのですが、感染したことが見た目で分かるようなマルウェアの類は20年前で終わってます。現在のマルウェアは如何に感染したことを悟られないかに注力してますので、見た目で感染したかどうかはまず分からないことが殆どです。

今後もXPの利用を続けるというお客様は、是非とも今回の動画を御覧頂いた上で、懸命なご判断・ご決断を賜りますようお願い申し上げます。