今週はヨサゲなものが見つからなかったのでおやすみします。m(_ _ )m

INTERNET Watchの記事に、 MS、XP向け「Security Essentials」の定義ファイルを2015年7月まで提供 てのがありました。

XPのサポート切れも既に100日を切ってますけど、MSがXP向け「Security Essentials」(以下MSE)の定義ファイルを2015年7月まで提供することを発表したようです。

MSEはMS純正の無料のセキュリティソフトで利用者も多いようですね。今回はOSのサポート終了後も定義ファイルの更新を続けるということなので、XP利用者には朗報のようにも聞こえますが、そもそもOSのサポートが終了した場合、セキュリティ対策製品の効果は非常に限定的です。

よくXPのリプレイスに関して中小企業のお客様からお問い合わせ頂く事例で多いのが・・・

「セキュリティソフトが入っていれば大丈夫でしょ?」

というものです。弊社でもセキュリティに関してはしつこいくらいに言ってますが、セキュリティは・・・

・ セキュリティソフトの導入
・ OSのパッチの適用
・ アプリのパッチの適用


が3つセットで成り立ちます。どれか一つ欠けていいものではありません。ココらへんに関してはMSのセキュリティチームのブログ内のコンテンツである、 サポート終了後の Windows XP、マルウェア対策ソフトが動いていれば安心? の中に詳しいですので、XPをご利用の方はご一読をお薦めします。

XPの利用継続は利用者の方だけでなく、他者にも影響が及ぶことが懸念されます。是非ともサポート期限までに懸命なご判断をされますようお願い申し上げます。