FWは?・・・

スラドに デジタル複合機に蓄積されたデータに対し外部からアクセスされる問題が話題に てのがありました。

数日前より、コピー複合機の蓄積データがネットを通じて丸見えの可能性があるニュースが報じられています。弊社のお客様からも幾つかお問い合わせがあったので気になってました。

ただ、「トロイなんかに感染してれば別だけど、そう簡単に見れるものかなぁ?」とネットを漁っていたところ、スラドに気になる投稿がありました。以下抜粋・・・

『いや、この記事を理解するためには、旧帝大のIPアドレス事情を考える必要がある。
つまり、こういう研究室ではIPv4は基本的に余ってるから、普通、研究室ごとに数個のグローバルIPが割り当てられており、下手するとPC1台につき1つずつグローバルアドレスが振ってある。逆に、コピー機は各研究室に一台ずつあるわけじゃなくて、廊下や専用の部屋に置いてあって、各教室が共同で使うものだから、ほぼ確実に1台ごとにグローバルなIPアドレスが振ってあると思う。
隣の研究室のホームページですらグローバル越しにアクセスするんだから、コピー機様をローカルネットワークの中に置けるわけがないんだな。』

「なるほどねぇ。だからかぁ」
とこの投稿の信憑性は中の人としては知る由もないのですが、この投稿のとおりだとしたら、納得できる話です。

納得はできますけど同時に疑問も・・・

「東京大学医科学研究所、東北大学、琉球大学にはシス缶、鯖缶の類はいないのか?」

いるとしたら対策して当然だし、危険性も認識してるだろうからネットワークの知識のない方が無理やり祭り上げられちゃってるのかなぁとも・・・それ以外にも予算の関係とか色いろあると思うんですけどね・・・
中の人は企業内のネットワークに関しては見てるんですが、教育機関に関してはまるっきり経験が無いので、上記のような特殊な環境は理解できず、不思議だったんですよ。

仮にシス缶がいないならいないで、複合機の設置業者が危険性を把握して対策するなり、進言するなりはあってもいいような気が・・・
(まぁもちろん設置業者のリテラシーもアレなんで・・・)

しかし、上記の投稿が本当だとすれば複合機だけで済むとは到底・・・
いやもちろん各クライアントごとに対策はしてるだろうけどさぁ・・・
ねぇ

大昔から教育機関のセキュリティは結構アレだという話は、アングラ界隈では有名な話だったけど、未だにこんな状況だとはチョット驚いたね