勘違い?う~ん・・・

lifehackerの記事に、 「パソコンを自作すると安上がり」は本当なの? どうやって選ぶべき? てのがありました。

今週は「ヨサゲなもの」が見当たらなかったので、「ヨサゲなもの」はお休みします。
代わりに自作erとしてチョット気になる記事があったので、ご紹介。

lifehackerの記事の中で・・・

結論から言うと「パソコンを自作する=安上がり」というのは非常によくある勘違いです。

てな言い回しがありました。ウンウン、まぁ昔に比べるともうそういう時代でもないよね。と、まぁまぁ納得しつつも読み進んでいくと・・・

ベーシックなローエンドコンピューターなら買った方が得

てな、ことも書いてあって、「う~ん・・・ローエンドやハイエンド関係あるかなぁ?」と多少の疑問をはさみつつも更に読み進めていきます。

パソコンを自作した場合、パーツ単位でのアップグレードが簡単で、特定のパーツ(ケースや電源ケーブルなど)は再利用もできます。アップグレードの頻度やパーツの再利用などによって節約できる金額も変わってくるので、一概にどのくらい安くなるとはいえませんが、一般的には「目的が限定されていて高スペックのパソコンが必要な場合」には自作をオススメします。

まぁ言ってることは間違ってないけど、最近は高スペックのゲーマー向けPCも大手ベンダーから多く出てるしなぁ・・・と思いつつも更に読み進む!

結論:どちらが良いとは一概には言えません!

結局、どちらが良いのか、というのは線引きの難しいところです。常に当てはまるルールがない上に、必要としているパソコンのスペックにも影響されます。ですが、基本的にはベーシックなものが欲しいのか、高スペックなものが欲しいのかによって二分されるかと思います。
まずは自分に必要だと思われるスペックをリストアップし、実現するために必要なパーツの価格を調べてみましょう。それと同時に、理想のスペックを実装したメーカー製マシンがないかどうかを調査し、価格を比べてみてください。「りんごとみかんのどちらがおいしいか?」みたいな回答かもしれませんが、基本的な考えはこんな感じです。

え?コレで終わり?なんかチョット消化不良気味なんだけど・・・

ここで書かれているのは、PC本体からディスプレイから、キーボード、マウスに至るまで全てを揃えるとした場合のことしか書かれてないような気がします。自作erは恐らく一番初めに自作する際に、それなりにパーツを吟味するはずですから、CPUやマザーはともかく、ケースや電源、メモリ、HDDあたりはそれ以降のパーツの入替えの際に、かなり流用するはずじゃないかなぁと・・・

であるならば、少なくとも一番初めの自作の際には、確かに記事中のように

「パソコンを自作する=安上がり」というのは非常によくある勘違い

ということは間違いないかもしれないけど、それ以降に関してはパーツの流用を考えたら圧倒的に自作の方が、PCのリプレイスのコストは下がるんじゃないかなぁと思うわけです。それであるならば、自作の意味も未だにあるのではないかと思うわけですが・・・

それに、自作には 「PCの仕組みを理解できる」 という、副産物も付いてきます。もちろん、

「別に自作しなくたって、PCの仕組みは理解できるだろうが
(゚Д゚)ゴルァ!!」


って意見もあるでしょう。それはそれでごもっともなんですが、自分の経験から得た知識と単に机上で得た知識とでは、知識の深みが違うわけです。そして、それは応用という形で現れてくるのではないかと思うのです。

中の人が仕事とはいえ、日々異なる症状のPCと相対していると、やはりいくつもの難問に直面する場合も多いんですが、そういった時に・・・

「あ、そういえば昔、似た様な状況があったなぁ。」

とか

「うん?これはもしかして以前の状況と同じかも・・・」

といったことが思い出されて、状況の改善のヒントになったりすることが実際にありました。

話がズレましたが、そういった「経験」は非常に貴重であり、一般の方がPCの不具合に立ち会った際にも、必ずや状況打開のヒントになることも多いのでは無いでしょうか?

「自作 = 安上がり」という考え方よりは、「自作 = PCをより良く知るための手段」としてお考えになったほうが、これから自作を目指す方にとっても良いのではないかと思うんですがね。皆様はいかがお考えでしょうか?
自作市場が縮小していく中で、一人でも多くの方が「自作」の楽しみを味わって頂けることを願ってやみません。

まだ、熱が多少あるのでとりとめのない文章で申し訳ないです。m(_ _ )m