Vista利用者はどうしろと・・・(#゚Д゚)ゴルァ!!

GIGAZINEの記事に、 IE6・IE7・IE8・IE9にあるXML絡みの情報漏洩の脆弱性は修正予定なし てのがありました。

本日、IE6・IE7・IE8・IE9にあるXML絡みの情報漏洩の脆弱性が明らかになったそうですが、MSはこの脆弱性を修正する予定はないそうです。IE10にアップグレード可能な方(=Windows7利用者のみ)は早急にアップグレードをオススメします。

で、IE6、IE7、IE8に関してはWindowsXPとVistaをご利用の方、IE9はVistaと7をご利用の方がそれぞれ該当すると思います。

WindowsXPをご利用の方はIE10へのアップグレードはできませんので、IE以外のブラウザ(Firefox、Chrome等)をご利用いただくか、既にサポート期限が来年の4月と迫ってきてますので、これを機会にWindows7以降の新たなPCへの乗り換えをご検討いただいたほうが現実的かと思います。ちょうど、Intelの最新CPUのHaswellが出ましたし、乗り換え時期としてはいい時期だと思いますので・・・

次にVistaをご利用の方です。Vistaの延長サポート期限はXPと違って 2017/04/11 まであって、まだ3年以上あるんですがXPと同様に脆弱性の修正はされないんですね。更に困ったことに、MSはVistaを亡き者にしたいのかVistaはIE10はサポート外となっていてアップグレードできません。

つまり、Vistaはあとサポート期限が3年以上残っているにも関わらず、ブラウザのアップグレードはIE9で打ち止めで更にそのIE9には、修正される予定のないXML絡みの情報漏洩の脆弱性が放置されたままになります。

となると、Vista利用者の選択肢はもうIE以外のブラウザしか残されていないことになります。まぁ今回の脆弱性は記事にもある通り、「XMLファイルをローカルファイルとして開く」という操作をしない限りは攻撃が成立しないので、気をつけながら使うという選択肢もあるかもしれませんが、脆弱性を残したまま利用するのはやはりオススメできないですね。

もちろんXPもVistaもまだサポート期限が残っているにもかかわらず、脆弱性の修正をしないMSはいかがなものかと思いますけど・・・

XPをご利用の方もVistaをご利用の方も、もうこれを機会に可能あればIE以外のブラウザを常用することをお考えになってみてはいかがでしょうか?