今年の大本命クル!

PC Watchの記事に、 バッテリで20日間アイドル状態にできる次世代Ultrabook てのがありました。

今年の大本命CPU Haswell に関する記事です。Haswellの詳細に関しては記事に譲りますが、ぶっちゃけCPUとしての性能の伸びとしてはIvyと大差ないかもしれません。実際、ベンチでもIvyに対して1割程度の伸びしかないようです。

なので、自作erがIvyからすぐに乗り換える意味があるかというと、「?」な部分もあるような気がします。

ただ、記事にもある通り、Haswellの魅力はGPUの強化と圧倒的な省電力です。特に省電力に関しては、LPDDR3のサポートなどにより特にアイドル時の消費電力は従来とは比べものにならないくらい消費電力が低下しています。記事にある通り・・・

その何よりの証拠が、1チップ版Haswell(UプロセッサないしはYプロセッサ)では、MicrosoftのConnected Standbyをサポートすることだ。以前も述べたとおり、Connected Standbyをサポートするには、Microsoftが決めている要件をクリアする必要があり、16時間のアイドル状態でバッテリが5%しか減っていないことを満たす必要がある。現在PCで一般的に利用されているリチウムイオン電池は44Whないしは48Whであるため、2.2Whないしは2.4Whしか消費できないことになる。しかし、システム全体のアイドルが100mWを切っていれば、0.1W×16時間=1.6Whしか必要としない計算になるので、確実にクリアすることができる。逆に言えば、48Whのバッテリを持つシステムで、1度もディスプレイをつけなければ、480時間=20日間はバッテリだけで動かせる計算になる。もはや、PCをサスペンドにしなければバッテリがなくなってしまうという常識は、過去のモノとなり、ユーザーの使用感は限りなくタブレットに近づくことになる。

てことで、従来のノートパソコンのイメージを一新するほどの勢いがあります。

Haswellを搭載したUltrabookは9月以降に登場するようですので、ノートパソコンのリプレイスをお考えの方などは、待てるのであれば是非9月以降まで待ってHaswell搭載機をお求めになることをお薦めしますよ!