選択肢は多い方がいい・・・

ITmediaの記事に、 Tizen、Firefox OS──スマホOS第3極、2強の勢力図を塗り替えるか てのがありました。

「TIZEN(タイゼン)」がシェア20%獲得に向けて活動を本格化するようです。「TIZEN(タイゼン)」は、Intelサムスンが主導してるOSですが、元を正せば以前IntelとNokia主導で動いていたMeegoが前身なんですよ。途中でNokiaがMSに寝返ったもんだから、Intelはサムスンと「TIZEN(タイゼン)」をスタートさせた経緯があるんですね。

で、記事中にもある通り、「TIZEN(タイゼン)」以外にも「Firefox OS」もあって、日本では既にKDDIが参加表明していて、製品化も予定されてるみたいです。

さらに、日本には登場予定がないですけど、Meegoの残党がスピンオフして作った「Sailfish OS」を搭載した「Jolla」や、Ubuntuのモバイル版の「Ubuntu Touch」など、他にも結構モバイルOSはあるんですよ。

中の人は選択肢が増えるのは非常に良いことだと思うし、そもそも選択肢が無い状況は健全じゃないと思うので、この状況は個人的には大歓迎。ただ、「実際に買うか?」とか「売れるか?」は完全に別問題w 

意外と先行者利益ってデカイんだよね。iOSやAndroidのシェアを見てるとそう簡単に第3極が形成されるとも思えない。ドコモなんかはi-modeの夢を捨てきれないから、iOSやAndroidのように通信事業者がサービスを展開しにくいOSは気に入らないのはわかるんだけどね。

資金はタンマリで蛇のようにシツコイMSでさえ、WindowsPhoneの現状を見てもらえば、第3極にさえ成り得ていないのは明らかですしね。

まぁでも現在のPC業界のようにOSの選択肢がWindowsとMacOSとLinuxくらいしかないような状況よりは余程健全だと思うんで、各社の検討に期待したいところです。