怪しいメールにご注意!

INTERNET Watchの記事に、 セキュリティソフトの更新通知を装いウイルス感染させる手口が復活 てのがありました。

セキュリティソフトのライセンス更新通知を装い、ウイルスに感染させようとする手口で、国内の企業にメールが送られてきてるそうです。記事によると・・・

日本の電力会社や工業系大手企業に送られてきた例では、差出人をセキュリティソフトのメーカーに偽装し、「【重要:ウイルス更新期間間近です】」といった件名でメールを送り付け、添付したZIPファイルを開かせようとしていた。

とのことで、感染するとコマンド&コントロールサーバーに接続し、情報を盗み出されるなど任意の攻撃を受ける恐れがあるそうです。くれぐれも怪しいメールの添付ファイルは開かないようにご注意ください。もちろん、セキュリティソフトを導入していれば、トロイが添付されたメールが来た時点で駆除してくれると思いますので、やはりセキュリティソフトの導入・更新が第一です。

セキュリティソフト絡みで先週、また偽セキュリティソフトと遭遇しました。

お客様 : 「ネットに繋がらないのでなんとかしてください!」

中の人 : 「ネットもメールも両方ダメですかぁ?他のマシンはどうですか?」

お客様 : 「両方ダメです。他のマシンは大丈夫です。」

中の人 : 「了解です (`・ω・´)ゞ お伺いしますね (NICでも逝ったか?)」

お客様 : 「とにかく早くね!なんか変なの出てるし・・・」


え・・・変なの出てる?・・・嫌な予感・・・w

で、現着。早速拝見すると・・・オゥっ 見事に偽セキュリティソフトじゃんw それも2月くらいから結構流行ってる 「Disk Antivirus Professional」 君ですよ。中の人はお初にお目にかかりました。見てみるとネットの接続を遮断してるみたいですね。アプリの起動も妨害してるし、タスクマネージャーも起動しないし、結構な妨害工作をしてるみたいです。幸いセーフモードでは起動しないみたいなので、チャチャッと駆除。

今回のお客様もセキュリティソフトは更新期限切れ、アプリのアップデートも積極的に行なっておられない様子でした。とにかく、セキュリティは予防が第一です。セキュリティソフトの導入と更新。MSのセキュリティパッチの適用。AdobeReaderやFlash、Javaなどのアプリのアップデート。の3つを必ず忘れないように対策をお薦めします。