年末年始のセキュリティ対策は忘れずに!

ITmediaの記事に、 年末年始のセキュリティ注意喚起、IPAが詳しく解説 てのがありました。

速いもので今年もあとチョットとなりました。年末年始のセキュリティに関してIPAがIT管理者や社内ユーザー、また、個人ユーザーそれぞれの立場で解説しています。特にウチのメイン顧客である企業ユーザー様に於かれましては、IPAが推奨している以下のような対策をお願い致します。(以下IPAサイトからの抜粋)

休暇明けには、業務を開始する前に以下の対策事項を実施するようにお薦めします。

1.[修正プログラムの適用] 
休暇中にOSやアプリケーションソフトの修正プログラムが公開される可能性があります。休暇明けには、修正プログラムの有無を確認し、必要な修正プログラムを適用してください。なお、更新を行う場合は、システム管理者の指示に従ってください。

2.[パターンファイルの更新]
休暇中に電源を切っていたパソコンは、ウイルス対策ソフトの定義ファイル(パターンファイル)が休暇前の古いままになっていることがあります。電子メールを送受信したりウェブサイトを閲覧したりする前にウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新し、最新の状態にしてください。

3.[利用前のウイルスチェック]
休暇中に持ち出したパソコンやデータを格納していたUSBメモリ等の外部記憶媒体にウイルスが感染している可能性があります。ウイルスチェックを行ってから使用してください。
なお、WindowsパソコンにはUSBメモリ等の外部記憶媒体を接続したとき、自動的に実行する機能がありますが、この機能を悪用されてウイルスに感染してしまうことがあります。この機能は、無効にすることができます。自動実行機能を無効にする場合は、システム管理者の指示に従ってください。

4.[メールの取り扱いの徹底]
特定の企業や組織を装い、ウイルスメールを送りつける“標的型攻撃”が多く見受けられます。当該メールは、政府機関や関連企業を思わせる組織名やメールアドレスを詐称し、一見怪しくなさそうなタイトルや本文、マイクロソフトワード文書やエクセルファイルなどの一見ウイルスと思えないファイルの添付や、業務に関連するキーワードを使ったリンクなどによって、メール受信者を騙そうとします。添付ファイルを開いたり、リンクをクリックすることで、パソコンがコンピュータウイルスに感染する可能性があります。少しでも不自然だと感じたメールの添付ファイルやリンクは、安易に開いたりクリックしないでください。

年末年始はウイルスの動きが特に活発化する時期でもあります。休暇明けに上記の対策を実施することで、対応可能な場合が多いかと思いますので、ご面倒でも休暇明けに実施して頂くことをお薦め致します。