また電子書籍ネタで恐縮です・・・

INTERNET Watchの記事に、 eBookJapan、終了する「楽天Raboo」利用者にポイントを提供する救済サービス てのがありました。

昨日のエントリーで電子書籍の専用端末について書きましたが、今回はコンテンツを提供する側のお話。楽天が「Raboo」という、パナソニックの電子書籍端末「UT-PB1」向けの電子書籍ストアをオープンしたのが2011年8月。そして、終了予定が2013年3月31日と、まぁオープンして2年も経たずに終了するわけですな。

楽天がRabooがポシャったから見切りつけてkoboに走ったわけだろうけどさ。Rabooのサービス終了にあたって楽天がやったのは、Rabooでのコンテンツ購入実績のある利用者に対して、コンテンツ購入金額の10%相当のポイントプレゼントや、koboに移行した利用者に対してRabooでのコンテンツ購入代金の40%相当のポイントとkobo Touchの3000円割引クーポンをプレゼントする企画などを実施しただけの、微々たる移行支援なんだよ。

で、楽天とは何の関係もないeBookJapanが楽天の電子書籍サービス「Raboo」の利用者を対象に、Rabooでの電子書籍購入代金相当分のポイントを最大5000円分まで提供する「電子書籍お助けサービス」を開始するってんだからw eBookJapan曰く・・・

「著者や出版社が電子書籍に対して積極的になり、優れた端末も次々と発売されて、電子書籍業界が飛躍する条件が整いつつあるというのに、電子書店が閉じると購入した電子書籍が読めなくなるのでは、その勢いが削がれてしまいます。業界の信頼を失墜させてはならないとの思いで、当社がサポートすることといたしました」

まぁ全うな言い分かもしれないけど。もう業界の信頼が失墜しつつあるでしょww eBookJapanには何の否もないが・・・

こんなサービス立ちあげて、2年も経たない内に終了します。あとは次のサービス使ってくださいじゃ、誰が楽天を信用してkobo買うんかいね?koboもポシャったら、またサービス終了するんじゃね?って思われても仕方ないでしょ。そんなサービス怖くて使いたくないわ ヽ(`Д´)ノ

この手のサービスってやっぱり事業継続性っては大事だね。いくら端末がタダでバラ撒かれたとしても、信用あるサービスを使って行きたいもんですね。