S3よりお買い得・・・

INTERNET Watchの記事に、 AWS、アーカイブ/バックアップ向けのクラウドストレージ「Amazon Glacier」 てのがありました。

Amazonがまたひとつサービスをはじめました。その名も「Amazon Glacier」!記事によれば・・・

「Amazon Glacier」は、アーカイブやバックアップなどで利用するのに適したクラウドストレージサービス。保存されたアイテムにつき年平均99.999999999%の耐久性を提供するよう設計されているほか、自動的に全データを複数のデータセンターで複製し、継続的にデータの完全性・整合性をチェックする仕組みによって、高い可用性を実現しているという。さらにデータはAES 256ビットで暗号化され、変更不可能な形式で保存される。

ってことで、S3よりお値段が安くて、データの保管費用は、米国東海岸リージョンの場合で月額0.01ドル/GB、東京リージョンの場合で月額0.012ドル/GB。

だけど、S3のようにデータの迅速な取り出しは出来ず、データの取り出しリクエストはキューに蓄積され、Amazon S3よりもゆっくりとしたペースで処理されるので、アーカイブのダウンロードは3~5時間で可能になるそうです。

つまり、めったに取り出す必要は無いけど、どうしても保存しておく必要のあるファイルのためのサービスですね。メディア企業のコンテンツ、金融情報、健康保険情報、遺伝子情報、長期的なデータベース・バックアップ、法律等の規定により保管を義務付けられている情報などが該当するとAmazonは言ってます。

特に法律等の規定により保管を義務付けられている情報は結構あるはずなので、その手の保管場所としては、ローカルに保存するより確実で安心ではないですかね。会計関連のお仕事や法律関連のお仕事なんかの場合は、ご利用をご検討になってみては如何でしょうか?