お気をつけ下さい!

INTERNET Watchの記事に、 Unicodeの制御文字を使いファイル名偽装、ウイルス「RLTrap」検出報告5万件 てのがありました。

年々巧妙化するウイルスの手口ですが、今回はファイル名の新たな偽装手口です。ある程度パソコンに詳しい方ですと、「拡張子」でファイルの種類を判断されると思います。で、添付ファイルの拡張子が「EXE」だったりすると、まぁ見るからにアヤシイわけですね。

で、そんな判断の仕方をしていても今回の「RLTrap」という偽装方法だと、この方式を知らないと騙されてしまう場合があるかもしれません。詳細は記事に譲りますが、世界には文字を左から右に読む国もあれば、右から左に読む国もあるということを利用した方法ですね。

これは日本人だと完全に左から右に読むというのが日常的ですので、騙される確率も上がりますねぇ。とにかくこういう偽装方法が流行っているということだけでも、頭の片隅にいれておいて、アヤシイ添付ファイルが来た際には、逆から読んでみるというのも対策の一つですね。

もちろん記事にもあるとおり、ウイルス対策を導入して、定義ファイルを最新に保つこと、OSやアプリケーションをアップデートして最新状態に保ち、脆弱性を解消しておくことは基本ですよ。