売れる売れないは別にして・・・

ASCII.jpの記事に、 イメーション、データを暗号化できる専用CD-Rメディア てのがありました。

いまやCD-Rは、データがいつ消えるかわからない安物メディアでよければ、1枚10円以下が当たり前の値段になってきています。太陽誘電などの高級品でも1枚15円~20円程度。もう値段で勝負ってのは商売にならないとこまできちゃってます。

そんな中で、イメーションさんが DEFENDER CD-Rというデータを入れるだけで暗号化するCD-Rを発売するそうです。記事によると・・・

DEFENDER CD-Rは、米国政府や金融などで採用されているFIPS(Federal Information Processing Standards:連邦情報処理標準)規格に準拠した暗号化ソフトウェアが書き込まれたCD-Rメディア。

プリインストールされたAES(256ビット)暗号化ソフトウェアにより、インストールなしに書き込むデータを暗号化できる。メディアの記憶容量は700MBだが、暗号化ソフトが約40MBを使用するため、ディスクの利用可能な記憶容量は約660MBとなる。

 

なお、本メディアを使用しライティングされたファイルを読み出すには、設定したパスワードが必要となる。


ってことで、CD-R自体に暗号化のソフトを入れちゃったとこがエライとこ。

まぁおおよそ書き込み速度や容量などは競争のしようがない、飽和状態の商品なのに、さらに何とかしようとする姿勢が個人的にスキ :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

USBメモリなんかは、既にハードウェア暗号化に対応した製品が出てますけど、CD-Rのようなメディアでは初じゃないでしょうか?情報漏洩に過敏になってる企業なんかには需要あるかも。まぁ今時CD-RじゃなくてDVD-Rで出せばいいのにと思ったりもしましたがw

CD-Rをよくお使いになる企業様なんかは、ご利用になってみては如何でしょうか?