宮城県の南三陸町の戸籍データが消失

ディザスタリカバリを真剣に考える・・・

スラドの記事に、 南三陸町の戸籍データが消失 てのがありました。

今回の震災により被害を受けられた被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

この南三陸町も庁舎が壊滅的な被害を受け、システムに電子化してあった戸籍が消失した可能性が高いとのこと。残念なことに、同じデータを保存していた仙台法務局気仙沼支局も津波で水没・・・

こういう災害からのデータ復旧及び予防措置を含め「ディザスタリカバリ」というのですが、戸籍という国の根幹をなす重要なデータに関して、当然ながらディザスタリカバリを考慮してあったはずですが、残念ながら今回のデータの復旧は難しいと言わざるを得ません。

中の人もこのディザスタリカバリについては、お客様にもお話しする機会があるのですが・・・

「いやさすがに火事になったときのことまで考えてらんないよ」

「雷とか落ちる確率なんてそんな無いでしょう」

というようなお話を頂戴する場面もあります。ただ、実際何があるか分からないんです。何があるか分からないからこそ備えておく必要があるんだと思います。

やはりバックアップは、ローカルに取るのも大事ですが、ローカル + 第3の遠隔地へのバックアップが必須だと思います。現在でしたら、クラウドを利用すれば簡単に安価に実行も可能です。バックアップの重要性を再度お考え頂ければと存じます。