ありがちですが命に関わるシステムでのミスはチョット・・・

スラドの記事に、 119番不具合の原因は人為ミス てのがありました。

年明けには、私どもの業種は結構依頼が急増します。年明け早々にネットワークダウンなどが頻発するんです。今年も早々に同様の事例がありました。

1月4日の仕事始めにお客様から、「ネットワークが繋がらない!」とのご連絡。

早々にお伺いして確認すると、ネットワークが不安定です。完全にダウンしてないですが、ダウン寸前の様子。

例のごとく、まずは上流から確認していくことに・・・

ルーターに問題はなさそうです。となると、配下のハブか・・・?

床を這いつくばって、ハブを探します。ありましたYO!

うわぁLEDがスゴイことになってるよ Σ(・ω・ノ)ノ! ほぼ点きっぱなし・・・まさか・・・

更にハブに接続されているケーブルを伝っていきます。

あれぇ?同じハブから次のハブに2本繋がってるねぇ ヽ(`Д´)ノ

もうお分かりのとおりブロードキャストストームです ┐( ̄ヘ ̄)┌

どうも、年末の大掃除の際に、LANケーブルが邪魔で外したか、外れたかした際に、あまりネットワークの知識のない方が、ポートに刺したまま余っていたLANケーブルを取り敢えず刺しちゃったようです。

このようなことを防止するために、

・余ったLANケーブルはハブに挿しっぱなしにしない。
・LANケーブルはその1本ごとに接続先を明記したタグを取り付ける。
Network Notepad(無料) などを利用してネットワーク図を作成しておく。


のような対策をしておいてもらえると、よいですね。特にケーブルに接続先のタグをつけておいてもらえると、ウチのような外部の業者はチョー楽です。別に楽したいからだけじゃなくて、原因の究明が圧倒的に早くなります。
ちょっとした手間で、トラブルの対策時間を圧倒的に減らせますよ!

でも、今回のトラブルは人命掛かってるし、あまりにお粗末で笑えないですねぇ・・・