残暑バテ気味かネタが不足しております・・・w
今日のエントリーは中の人のナンテ事ない戯言なのでお忙しい方はスルー推奨で・・・

INTERNET Watchの記事に、 FAQサイトに繰り返し投稿される「本の中身を写メールは是か非か」 てのがありました。

取り敢えず詳細ご存じない方は、リンク先ご覧くださいネ。

で、まぁハジメはお決まりの「夏厨の釣りかぁ」くらいにしか思ってなかったし、ここでいわゆるデジタル万引きが、良い悪い(まぁ良くはないはなぁw)について言及するつもりはナイです。

ただ、釣りにしても何にしても、このような行為は実際、日常であることでそういう行為を行う人が、ナンデそういう行為を行うかを考えたら、「情報はタダで当たり前」っていう環境に育ちゃったことがそもそもの問題なのかなぁって感じたんです。

この質問された方の年齢は20代のようです。日本でネットが本格的に普及し始めたのがYahooJapanができた1995年と仮定すると、現在20代の方は物心ついたときには既に当たり前にネットの環境があったってことですね。

中の人はオサーンなので、ネットの環境がない時代を当然知ってます。ネットが無い時代、情報はテレビ、新聞、書籍等のメディアによるところが非常に多かったわけです。情報を得たければ新聞や書籍を買うなどして、情報に対する対価を払うことが当たり前で、それに慣れた世代でもあります。

翻って、現在の20代の方々は、前述の通り、物心ついたときには既にケータイもネットも使い放題の世代。ネットやケータイには無料の情報が溢れ、使用の是非は別にしてnyや洒落でも情報、娯楽はトリホーダイ。

こんなユトリにロクなネット教育(死語となりつつあるネチケットなど)もせず、情報に対する対価を払うことの意味を教えなかったのだから、

「本屋で写メって何が悪い? (°Д°)ハァ ?」

って言うのもしょうがないよねぇ。まぁモチロン全てそうだとはいいませんよ。マトモな方もいらっしゃいますよ。人間いろんな環境で育ってるからね。ただ、こういう世代が情報に対する対価を払うことをしなくなっていくと、マスコミやエンターテイメントで飯食ってる人はいずれ食っていけなくなるよねぇ。

情報の先には人間がいて、その人が時間を割いて、専門知識なり、エンターテイメントなりをメディアに提供してくれている。それに対する対価を支払うことで、マスコミもエンターテイメントも成り立っているってことを、もうチョットキッチリ教えないと。

まぁある意味、被害者であり、かわいそうな世代でもあるのかもしれない・・・

皆さんはどう思いますか?