■輸送

日本における輸送手段として、海上輸送と航空輸送があります。海上輸送は船で荷物を運ぶため、時間はかかりますが運べる物の大きさや重さに制限がなく、大量に安く運べるメリットがあります。一方航空輸送は飛行機を使いますので、運べる物の大きさや重量が制限され、運賃もかかりますが早ければ同日、かかっても一週間ぐらいで世界のどこにでも運べるメリットがあります。
 

■通関手続き

外国から貨物を輸入したり、外国へ貨物を輸出しようとするときは、税関に対して輸入または輸出の申告を行い輸入許可、輸出許可を受ける必要があります輸出申告の手続きは、輸出しようとする貨物の品名並びに数量及び価格その他必要な事項を記載した所定の様式の輸出申告書に、仕入書、その他必要な書類を添付して税関に提出することにより行います。

輸入申告についても、税関の検査が必要とされる貨物については必要な検査を受けた後、関税、内国消費税及び地方消費税を納付する必要がある場合には、これらを納付して、輸入の許可を受けなければなりません。。れらの手続きは大変複雑なため、 財務大臣の許可を受けた通関業者と呼ばれる代行会社、クーリエと言った輸送業者に委託するのが一般的です。

■梱包

長距離を運ぶのですから、輸出入される物の特性を考慮し、各々に適した梱包が必要となります。航空輸送の場合は重量により運賃が変更しますので、段ボールのカートン等重量が軽くかつしっかりとした梱包材を選ぶ必要がありますが、海上輸送の場合は、重量を気にせずに水漏れ対策や上から積まれても崩れない、荷物を頑強に保護する梱包材を選ぶことが重要です。

なお国際輸送の場合は、梱包明細書、価格明細書、代金請求書を兼ねた「インボイス」を英語で書き、荷物と一緒に送る必要があります。委託するフォワーダー、クーリエのサイト上で書式記入、印刷が可能です。

 

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