今日は昼から、

ご婦人2名の

資産運用に関するコンサルティングをしていました。

 

お二人とも70代。

 

わたくし金樫の実の母親とも

年齢が変らないので、

心なしかオカンと話してる感じで(笑)

 

そんなご婦人たちが投資に目覚め、

預貯金を運用しだし、

もうかれこれ4年ぐらいが経ちます。

 

「もう4年って、ホンマ早いですねぇ~(*'▽')」

 

と、

お二人とも資産運用で着実に資産を増やしています。

 

どうか元気で長生きして頂きたいのと、

これから資産から出てくる運用益をフル活用して、

人生の思い出を

沢山作ってほしい等と話してました(*´▽`*)

 

思い起こせば、

今日のご婦人たちと出会ったのは、

約4年前に

金樫のマネーレッスンに参加していただいたことが

最初のキッカケでした。

 

今まで、家事が優先の専業主婦だったのと、

お金のことは、

全部ご主人さんにまかせっきりだったので、

銀行での手続きすら、ままにならない状態の方達でした。

 

それが今では資産運用をするまでにと変貌を遂げたのは、

私が洗脳したから!?・・・ではありませんよ(・∀・)

 

厳密に言えば、

変貌ではなくて、

「本来の姿に戻した」というべきかと思います(笑)

 

というのも、

日本人は、海外と比べてお金の教育に恵まれていません。

それゆえ、

投資にはネガティブなイメージがあり、

お金を働かせることについての、

「投資は怖い、危ない、わからない・・・」

と、三拍子そろった、マネーリテラシー最弱な国民です。

 

このことは戦後。

つまり現代の日本人についてのことです。

 

だけど、

しっかりと歴史を紐解いていくと、

戦前までの日本人は、

実際は投資は日常にありました。

 

そう。

 

以前にこちらの記事での

伝説の大富豪、本多静六さんだって、

明治から昭和初期の人ですよ。

戦前に、貯金から投資をし富を築いたように、

日本人は本来、

自ら考えリスクをとり投資を積極的にしていたのです。

 

以前記事参考↓

 

 

 

それが・・・・戦争をきっかけに、

日本国が「貯金こそ国民の使命」だと言わんばかりの政策を

打ち立てていたんですよね。

 

たとえば、コレ↓

 

日中戦争の開始以降、国債の償還や軍需産業への融資を円滑にするため国民に貯金が奨励され、

昭和13年(1938年)4月18日にはこの業務を担当する部局として

大蔵省に国民貯蓄奨励局が設置されるなど、貯蓄奨励が組織的に進められました。

昭和13年(1938年)4月16日付で陸軍省副官から陸軍一般に発せられた通牒です。

「貯蓄奨励に関する件」と題されたこの通牒では、

各部隊の軍人軍属をはじめ、「製造補給官衙ニ於ケル工務員」や

関連する民間軍需工場の従業員にも貯蓄奨励をおこなうことが伝えられています。

写真週報にみる昭和の世相から引用

 

 

つまり、

「貯蓄しろ!」「貯金だー!」を国のスローガンとして、

広告宣伝をし、

国民は金融機関に貯金をするのが当たり前に・・・

 

もはや、「貯蓄」じたいがマインドコントロール、

洗脳みたいなもんをされてました。

 

その結果、戦後以後も、

貯金大好き貯金脳をもった

国民が出来上がってしまったわけでなんです。

 

でも、戦時中の当時はそれが国のために必要だった。

また敗戦後、復興もしないといけなかったために、

当時は、それでもまだよかったのです。

 

貯金した恩恵に、

金利もしっかりついていましたし。

 

昔は貯蓄のみでも良かったのです。

 

しかし、

 

ある時から、貯蓄から投資へ、

そして今は、貯蓄から資産形成へと、

金融庁がNISAなどについて発信してますし、

国民に投資をして、

資産づくりするようにすすめています。

 

2022年の4月から

高校でも投資の授業が始まったようで、

 

ようやく、若い世代には

投資を考えられるキッカケが与えられてきました。

 

 

ということは、、、

裏を返せば、貯蓄だけではヤヴァイ!

ってことですよね。

若い人は当然に気づいてるでしょう。

 

だけど、年配の方達は、

過去に国が施していた「貯蓄」のスリコミがあるので、

なかなか難しい部分があります。

 

年配の方達こそ、貯蓄額も多いわけだから、

しっかり運用などでお金を働かせたら、

お金を使うことにしても、

今まで貯めたものが減っていく恐怖から解放されるわけですよ。

 

そして、老後の生活も

お金をしっかり使ってもらえたら、

本人たちも人生の良い思い出がつくれるでしょうし、

 

そうすることが、

日本経済も活性するのにって思うんですよね。

 

投資、資産運用などに前向きだという、

ある意味、日本人本来の姿に戻すこと。

 

貯金をたんまりしておかないと不安な「貯金脳」は

ソレ、思い込みです。

 

思い込みに囚われていたことに気づくことが、

老後の経済不安から解放される一歩に。

 

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