「괜찮아요(ケンチャナヨ)」
あの方が書いた天界の文字を見つけた瞬間
身体の奥から不思議な力が湧きあがるようだった
心配しないで そうあの方の声が聞こえた
それまでは重たかったこの剣も次の瞬間には
まるで雲をつかむように軽く感じた
勝てると勘違いしたのは
あの方が無事だとわかった安ど感からか
己の未熟さゆえあなたを幾度も危険な目に合わせてきた
何がテジャンだ
俺のテジャンの足元にも及ばぬ
あなたを守ることもできなかった
だからこそ
もっと強くならねばならない
あの方をこれ以上危険な目に遭わせぬよう
あの方をこれ以上悲しませぬよう
あの方の言うとおりに、この名を天界に轟かせなければ
まだ見ぬあの方の耳に届くよう
まだ逢わぬあなたの目に留まるよう
誰一人として文句のつけられぬ
清廉で立派な大将軍とやらになってみせよう
再び出会えた時 あの方は言ってくださるだろうか
「流石は天界の有名人 チェヨンね」と…
***
★おまけ★
トクマン「なぁ、テホグン最近ますます強くなってると思わねぇか?」
テマン 「当たり前だ、テホグンは日々の訓練を怠らん」
トクマン「それにしても凄すぎる…あの木の側に行くとずっとぼーっとしてるのに…まるで別人だ」
テマン 「あそこでゆっくり過ごすためには…強くなくちゃならねぇんだよ…」
トクマン「ああ、そうか…そうだよな」
***
テーマ「ほめられたい」褒めてくださいますか?
このお話はりえさんの主催するシンイでなつまつり2015に参加して書きました。
お読みいただきありがとうございます。