庄よく大よく常を制す ~稽古レポート~ | 三都物語 〜25年ぶりの感動をあなたに〜

三都物語 〜25年ぶりの感動をあなたに〜

祝オリックス25年ぶりパ・リーグ制覇!!

ISWR Learning&三都物語関西での活動内容や各種相撲大会の観戦記。大相撲や他分野の投稿も挟みあり。不定期更新中。コメント・リブログ非対応。メッセージでお願いいたします。

先週末はISWRでの稽古。今回は先生に下準備をお願いしまして、当日までゆっくりさせていただきました。

前日のワーク延期につきフリーになったのもあって、横浜川崎へ行ってきました。

 

4月21日で2周年を迎えた、綱島源泉湯けむりの庄。前回は昨年の11月、宮前平に浮気でした(苦笑)。

各メディアに取り上げられたせいで、混雑ぶりが許容範囲を超え、あえて綱島は見送ってきました。

 

ところが、昨今のアクセスランキングトップ5落ちを始め、口コミ評もイマイチなので、逆に行こうかと。

 

まあ確かにガラガラでした。言い換えれば、ようやく客層を含めて、落ち着いたのかなぁ。

うるさい客もいませんでしたし、レストランも5分待ちで済んだので、概ね快適な時間でした。

 

ここを重宝する一番の理由は、関東では習慣が薄い「温冷浴」が出来ること。

温泉はもちろんですが、水風呂も温泉(鉱泉)となっているので、より質の高い交互浴になります。

 

こういう形なのは関西だと神戸・京都にあるのですが、関東ではここと後に触れる東京のところだけ。

 

温浴も38~39℃とぬるめの浴槽となっており、これが関東の方には物足りないようですが、私には42℃や44℃といった縁起の悪い東京の黒湯温泉が苦手なので、むしろ好都合。せいぜい41℃までで”良い”。

 

直前調整は万全だったのですが、入浴後に川崎でガッツリ食いすぎまして、過積載で稽古に。

当日の朝食もデニーズに加え、ベッカーズのハンバーガーまで食って、止まらなくなりました(苦笑)。

 


さて、当日の稽古は先生とのマンツーマンに。メンバーの方が古傷悪化で日常生活に支障があるほどの重傷とのことで休養に。前回お会いした時に、ちょっと気になる兆候があったのですが、その影響もあるでしょうかねぇ。古傷の箇所を聞いて、ピンと来たのですが果たして。次回間に合うでしょうか、心配です。

 

ここのところ、我々の直前は同じ団体が使っています。前回、早めに入ってもいいと許可をいただいたので、その言葉に甘えて10分前に入室。まだふつかりをやっているようでした。

 

目的は『命を賭けている土俵整備』の見学でしたが、意外とあっさり仕上げでした(笑)。

ここがポイントだったでしょうか。我々がやるのと違って、無駄がない印象。参考になりました。

 

この日は30℃近い、季節外れの猛暑で土俵も暑いと覚悟していたのですが、上方の窓が開いていて、いい風が入ってきたおかげで思った以上に快適でした。途中から強風になってビックリしましたが。

 

前々回から稽古メニューがしっかり固定してますので、スムーズに準備体操→四股とこなす。

今回はあえて足の上げ幅を小さくして、肝要な部分に意識を集中させる四股に。

次回稽古、及びサテライトEX.にて、”足を上げない”四股を実施予定なので、それの準備ですね。

まずは実際の土俵での感触を確かめ、上手く伝達出来そうな形までは仕上げておきました。

 

前回、実質パスしたすり足を今回は多めに。ここで先生から指摘がありました。

 

『肩が揺れている』

 

どうしても肩を振る癖があり、今まで何度か注意されていました。しばらく悪癖が出ていなかったのですが、気温上昇による肩の可動域広範化で癖が出てしまいましたね。肩が軽いと起こるようです。

意識していれば大丈夫なんですが、無意識だと癖が出てしまいますね。

 

この日のメインは「対人調体」。以前教えていただいたのですが、どうもうまくいかないので、再度お願いしました。まずはぶつかりの固定版のやり方。これは特に問題ないのですが、これならぶつかりでいいかなとは思いました(苦笑)。

 

そこで違うやり方として、特俵で受ける形に。これの方が受ける方の立ち位置が固定しやすいので、調体に近い形にはなるので、このやり方を採用しようと思います。

 

難しいと思ったのは、その立ち方。棒立ちでもいいのですが、これだとモロに相手方の押しを受けるので踏ん張るのがきつい。やや膝を曲げて、腰の位置も下げての形がいい感じになりました。

また、先生には上体だけを曲げて受ける形を実践していただきました。これは慣れるまで難しいですね。

 

そして、いつもより早めの取組に。番数は10ぐらいでしょうか。最近三番×2セットが多かったので、後半は疲れました(苦笑)。

 

この日は左右交互に踏み込む形に。以前は右足から踏み込むのがうまくなかったのですが、最近は右ばかりになって左が少なくなったので、それぞれの踏み込み方を再確認。まあ、どちらでも今はこなせますね。

 

あとは右差しからの攻め。すり足をやっていて、この日は右足の運びが軽いと感じたので、右差しから寄る相撲が多くなりました。思ったよりスムーズに足を運べましたし、差し手も甘くならなかったので、状態は上向きといったところでしょう。先生の左が番を重ねることに甘くなったのもありますね(笑)。

 

最後の方は私の方がバテてきて、下がる相撲も多くなりました。最後の一番では、上体が左・足は右という逆の下がり方になってバランスを崩して、あっさりと土俵を割ってしまいました。最後まで右のフットワークが軽かった、というより軽すぎた印象です。

 

稽古後は、恒例となっている東京・大田区の「はすぬま温泉」へ。昨年12月に大幅リニューアルしましたが、その前からISWRでは一番風呂として利用している処です。

 

ここは東京の人間”ではない”私が紹介しました。数年前、初めて蒲田に来た時に「どこから最初に入ろうか」と熟考したところ、蒲田を代表する黒湯”ではない”唯一の銭湯だったのでチョイスしました。

 

決め手になったのは、先述の綱島同様に、関東では珍しい温泉・冷泉による「交互浴」ができること。

 

そして綱島との大きな違いは、はすぬま温泉は冷泉の方が「源泉」であり、かつかけ流しであること。

 

リニューアル前は源泉かけ流し冷泉浴槽が小さく、3人でギリギリという大きさでしたが、リニューアル後は7人ぐらいはいけるでしょうかね。4人全身・3人半身なら。

 

手前・冷泉、真ん中・温泉全身、奥・半身の浴槽が整列されていて、構造の良さも光ります。

脱衣所ロッカーも大きくなって、使い勝手も良くなりました。

そして、密かに高得点なのは、ドライヤー2分10円という価格設定。

 

運動後に高温泉となると、緊張状態の筋肉がさらに硬直してしまいますので、はすぬま温泉の温浴40℃と冷泉23℃(日によって変化)がベスト。これ以上の銭湯は全国探してもないと断言します。

 

今回、入浴前に予告通り、はすぬま温泉タオルを三枚(三色)買いました。

これをあえて他の銭湯で使おうと思っています。

 

五色あれば、やっぱり日本一の銭湯を自負する、大阪府の”あそこ”ですけどね(笑)。

 

豊かな選択肢の中から、まずは一か所行ってきます。