’98.12.28男達の別れ/フィッシュマンズ
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Fishmansを久しぶりにきいた。

[98.12.28 男達の別れ]

Fishmansに出会ったのは思い返せばもう10年前になる。

そして、何気なくCDをかざした今日。

Fishmansを聴いて思ったこと。

Fishmansは精神とは異なる孤立した場所に存在する音楽だと。


それも、国とか地球とかではなく宇宙レベルの隔たりを感じる。

ノリだけのオンガクなら待たずとも目の前にいくつも並べられていくけれども

ステキな音楽ってものはいやおうもなく精神に問いかけて、痛めつけて、癒して、


作用するものだと気づかされる。


CDをかざしたときの、かざしたものの人の意図など関係なく。

寂しいとか、悲しいとか、うれしいとか、そんな感情のぶれとか関係なく作用する。

リアルな音楽、本物の音楽が、音を再生する視聴者に問いかけてくる気がする。

それは勘違いかもしれないし、倒錯かもしれないけれど確信的に思う。


おまえの心臓はなんのためにかくも規則正しく動いてるのかと。

君にはじめて会ったとき、

僕の乾いた砂の上にひとつの種が

落ちてきたと感じた。


君の声が僕の鼓膜をふるわしたとき、

僕の砂が静かにうるおいを

帯びていくのを感じた。


君がほほえんだとき、

ずっと探し求めていた青く澄んだ空が

頭の上から広がってゆくのを感じた。


いつまでも君と一つの大きな木を育て

生きていきたいとおもい、生きてゆけると感じた。



私は何も信じない。

上っ面に唄う最近の歌手はぜんぜん信じられない。

歌手ってなに?ちょっと変調にしゃべる人?

なにも届かない。

空気より胸糞悪い物質としてごみにそのままにそのまま捨てられてしまえばいい

と切に思う。

だから例え意味はわからなくとも

心の隅っこか表面をザラザラとけずっていく唄に私は何かを感じる。

それが言葉はわからずとも。

なぜか私のこころのはじっこを掴みひきずるのは

見知らぬ国の見知らぬ人だったりする。

だけどこのおんなじ島のBUMP OF CHIKENという鳥達 の『メロディー-フラッグ』

は私とおんなじ言葉をしゃべりながら

わたしの知らない心の

わずかな隙間にあっさりとはいりこんでしまう。

それを私は朝焼けのホームで微笑みながら何度も何度も受け入れてしまう。

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