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ベイツス理論を紹介しようと思います。
現在の眼科の定説であるヘルムホルツ理論 に異を唱えたものなんです。
ベイツス理論は、『外眼筋』が遠近調節を行なっている、と考えたものなんです。
ベイツス理論では、見事に近視の原因を説明しています。
『近視』だけではなくて、『遠視』や『乱視』の原因も説明しているものです。
ただし、ベイツス理論もあくまで『仮説』なんです。
ベイツス理論では、
遠くを見る時には、『上下左右にある４本の直筋』が、眼球を手前にひきつけているのです。
これで眼軸を短くするので、網膜に焦点を合わせていると考えています。
逆に、近くを見るときは、『上下２本の斜筋』が眼球を横から締め付けて焦点を合わせているのです。
こうして眼軸を伸ばす事によって、網膜上にピントを合わせていると説明しています。
視力異常の原因は、なんらかの原因で外眼筋が緊張することで、眼球をしめつけたまま戻らなくなってしまうのです。
『４本の直筋』が緊張したままになってしまうと、『遠視』になってしまうのです。
『上下２本の斜筋』が緊張したままになってしまうと、『近視』になる形になります。
また、『上下左右の直筋』による”引きつけのバランス”が崩れたとき、眼球はいびつな形になってしまいます。
すると『乱視』になってしまうのですね。
上下の斜筋が緊張しているから、近視になってしまっている…と考えられています。
ベイツス理論に従えば、
『上下2本の斜筋』の緊張を解けば、どんな強度の近視でも治す事が出来る
…という訳なんですね！
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