天国のオルフェ 第48話「そして9月攻勢へ」 | 伊勢守日記

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吾妻鏡的、当たり障りない美辞麗句の公式記録。

■2020/08/29(土) 天国のオルフェ 第48話「そして9月攻勢へ」

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甲辰 五黄大安 ピーカン(快晴) 猛暑日

 

ウワサ雀の京童に聞く。

 

従五位上・松野ジェイド左兵衛佐兼伊勢守Q兵衛(清和源氏為義流、大友氏の支流松野氏養子)、この日昼、十重二十重に敷かれた地雷原(地獄のバラ園)に突破口を開き、大手から戦車部隊、搦手から歩兵部隊が突入し、相手方本陣に到達するも、先方は既に逃走済みで、そこはもぬけの殻であったと云々。

 

指揮官、武衛勢州(松野ジェイドQ兵衛)は云う。

「皆の者、大儀であった。先方軍はこの国からは撤退しない。この西方で新たな地雷原と陣地を構築しているに相違なく、兵力差において我が軍は圧倒的に優位にあるゆえ慌てて追撃する必要はない。詳細は各部門の担当から後刻指示するが、9月1日の日の出を期して西に進撃するので、それまでゲリラに警戒しつつ休息とする。以上、解散」、と云々。

 

そして松野Q兵衛、荒野の空に向かってこう叫ぶ。

「右中将よ、ボクから逃げようとしても無駄なんだな。キミはボクと契約する運命にあるんだからねニコ」、と云々。

 

夕刻に報告を聞いたチャールズ申して曰く「これは終わりではない。終わりの始まりですらない。しかしあるいは、始まりの終わりかもしれない」、と云々。

 

口さがない京童は「Q兵衛どのは戦術に勝って戦略で負けた愚将ナリ」、と云々。

 

けれども松野Q兵衛涼しく云う。

「全てシナリオ通り、問題ない。本当に最後の最後の局面になったら500キロ爆弾を抱いたヒコーキで特攻すれば良いのだからネ」、と。

 

それはともかく、9月1日は『防災の日』です

 

 

 

ここで1曲。

加藤いづみで「木枯らしを抱きしめて」

 

 

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おわり