■2020/08/25(火) 天国のオルフェ 第45話「2章 花火大会の代替」
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庚子 九紫先勝 晴/曇
ウワサ雀の京童に聞く。
従五位上・松野ジェイド左兵衛佐兼伊勢守Q兵衛(清和源氏為義流、大友氏の支流松野氏養子)、先週土曜は契約交渉再開の挨拶代わりのつもりも、その名を口にするのも畏れ多いミカドさまに「松野左兵衛へっぴり腰」と余計な奏上する者あり、上役から叱咤激励の電文届くと云々。
武衛勢州(左兵衛佐伊勢守)、その電文を不快そうに破り捨て、24日深夜から25日未明にかけ、夜陰にまぎれて砲兵を展開させ、午前3時からふたたび砲撃を開始し、今度は先方が十重二十重に敷いた地雷原(地獄のバラ園)を的確に捉え、火柱と轟音を上げると云々。
松野Q兵衛(武衛勢州)は云う。
「諸君今年はイレギュラーな夏で花火大会がなかった。これを花火大会と思うが良い。そして、故尾州(芹沢尾張守)どののための大文字焼きを作るべし」、と云々。
日の出30分前、東の空が白み始める4時半過ぎから、先方の迫撃砲の飛来激しくなるも、Q兵衛少しも騒がず、むしろ太陽を背に戦える有利に余裕綽々。自走砲を後退させ、戦車隊を前面に展開し訓示して曰く「今こそあの城に我々の旗を掲げ、我々の誇りに泥を塗り続けた輩どもに目にもの見せてやるのだ。たとえどれほど大きな対価を払おうとも戦い抜かねばならぬのだ」、と云々。
それはともかく、秋のビールです
(お酒は20歳から)
ここで1曲。
加藤いづみで「切なく青い空のページ」
・フリー素材ぱくたそ(pakutaso.com)
おわり