夏の怒涛 第3話「禁じられた言の葉」 | 伊勢守日記

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吾妻鏡的、当たり障りない美辞麗句の公式記録。

■2019/05/03(金祝) 夏の怒涛 第3話「禁じられた言の葉」

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庚子 憲法記念日 五黄先勝 晴のちときどき曇

 

ウワサ雀の京童に聞く。

 

5月2日条の裁定、名を口にするのも畏れ多い尊きお方の、山よりも高い徳と海よりも深い情よりいでしものであることは、云うまでもなきことナリ。

 

しかし、杉野勢州(伊勢守)は憤懣やるかたなき様子でこう云う。

「矢島美作、好ましからざる者と同心し、公私混同し、組織構成員に多大なる迷惑をかける。これ、断じて許されることではなく、僭越ながら畏れながら、解官、流罪が妥当ナリ。ただし、中山権中納言下総守(医局副部長)と五条大膳(新組織次長)の命令により、作州どのについて表立ってのコメントを禁じられているため、この話はこの場限りにしてくれ」と云々。

 

おわり