定例総務会と臨時役員会 | 伊勢守日記

伊勢守日記

吾妻鏡的、当たり障りない美辞麗句の公式記録。

■2016/05/25(水) 定例総務会と臨時役員会

丁未 二黒仏滅 曇

 

人に聞く。

 

従五位上伊勢守杉野(ディーノ勢州)、午後から花の御所にて定例総務会出席。

 

主題終了後のどーでも良い議題の『私のストレス解消法』で、皮肉たっぷりに「えー、先月も同じテーマでお話をしたと思うのですが、都心のパワースポット訪問、美術館訪問です」と発言す。

 

そして、時間が余り、静寂が支配した中、基本的にサービス精神に溢れる勢州、「これは、先月も伏せていて、今月時節柄言うのもかえって憚られることではございますが『地下アイドルのライブ現場』で本名も知らない同志と同じ色のサイリウムを振り『エイエイエイ!』と掛け声を出す刹那こそが『あぁオレ今生きてる』と思うのでございます」と、発言す。

 

 

 

夕方から、某所で正四位下宰相中将どのと会談。

宰相中将、「1月の主催ライブと5月20日のイベントはワンパッケージだった。貴殿はその誓約を反故にし、あろうことか5月3日、相川新中納言の主催ライブに参戦した」と、伊勢守の違約(?)を涙ながらに責め立てる。

(ここでは、新中納言を伊勢守に推薦し5年半もの間で絆を強める役割を果たしたのが宰相中将ご自身であるという事実を忘れている)

 

伊勢守、「であるからこそ、この度7月の生誕主催ライブ参戦を確約している。なんの不服があろうか?」と。

 

宰相中将、生誕主催ライブと8月出演のイベントのワンパッケージ化を譲らず、伊勢守「8月は新中納言さまの生誕月、余はアリスプロジェクト、新中納言さま、宰相中将どのを差別する意思なかれども、身はひとつ。公の予定を最優先し、お財布の中身と相談した上、(1)生誕、(2)主催、(3)加入・卒業、(4)勝負ライブ、(5)ザラ場(ザラにある通常イベント)の順で優先順位を決めざるを得ず」と説明するも、結局は原則的に参戦の方向を飲み「もし余が行けぬ場合は小野左京兆を行かせるよ」と勝手な手形を切る。

 

伊勢守、酔い過ぎ、乗り換え駅乗り越し(定期券区間内。念のため)、ようやく自邸に帰った後、8月イベントやらの現時点での詳細を調査す。

 

それは伊勢守が普段慣れ親しんでいる世界からは失礼ながら異色のパフォーマーばかりであったが、ただ一組、『READY TO KISS』(レディキス)というアイドルユニットあり。

 

出演者紹介の文言に『ロックテイストな楽曲』とあり、「ほう、カメジョよりも過激なのか」と興味を引かれ、YouTubeを見に行ったところ、「いや、これは王道アイドル路線。ファンとしてこの表現は心苦しいがカメジョは覇道だわな」と正直な感想を漏らした。と、伝えられる。

 

 

(了)