逆襲の新三位中将 | 伊勢守日記

伊勢守日記

吾妻鏡的、当たり障りない美辞麗句の公式記録。

■2013/11/23(土祝)逆襲の新三位中将
「ライブアライブ・オーディエンス 第72話」
癸巳(みづのと み) 四緑赤口 晴

伝え聞く。
伊勢守、激特急エスカレーター!!-激スピードの第2回@新宿レッドノーズ
にて、大隣瑠衣子新三位中将に1年5ヵ月ぶりの再会果たす。
他アーティストで1度でも見たコトがあった方に元橋日向さん。
他はおそらく初見。

ここに至るまでは、長い物語があった。

2012年8月23日、アイドルとして別の名前で活動していた大隣さんは突如
不可解な引退を発表。杉野勢州、当日、アキバの新中納言を訪問(これは
発表を受けての行動ではなく当初予定通りの行動)。歌姫の座、1日とて
空白に出来ず、3代目でもあった新中納言、5代目に立つ。

2013年10月某日、勢州、木村大膳大夫と会談し次のように述べた。
「4代さまが改名してでも帰ってくるなら、私は飛んで行きたいと思って
いた。しかしその一方で6月21日以降、万世橋方面からの目に見えぬ働きかけ
再三再四におよび、8月21日ついに二位蔵人別当・黒木ひなこ6代目に立つ。
長年密かに待ち望んだ現役JK歌姫ここに擁立す。今後の努力と運次第では
どこかの野球の監督のように『黒木はワシが育てた』と吹聴できる」、と。
対して木村大膳、「月1回か2回の劇場通いで『自分が育てた』とは言うも
浅まし厚かまし」、と苦言す。

11月2日午前0時ちょい過ぎ、早く寝ようと床につけば、某アイドルブログ
の更新通知、スマホに届く。「あんだお」と思い流し読みしペタをつけ、
たまたま、本当にたまたま自分のペタ帳を見れば、10月の下旬から更新の
少ないブログにしては異様とも言える頻度で、メイド服姿の方からペタが
ついていたのに初めて気付く。「!?」。
その方のブログにアクセスすると、少ない記事の中にYouTube動画への
リンクがあった。懐かしい歌声。そうあの方が帰ってきたのだ。

11月23日、レッドノーズ。
最初、隣のK4と間違えそうになりながら入場し、下手(しもて)側やや
前方に陣取る。
2番目の出演者が新三位中将。1曲目の出だしで目が合った。
今の肩書きは、シンガーソングライター兼ボカロPなのだそうである。
全出演者が終了し、物販。
1年5ヵ月ぶりの再会を喜び合い、
「アイドル時代の際どい水着、嫌な仕事だったかも知れませんが、
あれを部屋の壁に貼り、『また会いたい』と念じていました。
念って通じるんですね」などとしみじみ語る。
生写真2枚お買い上げし、サインを頂き、両手でしっかり握手の後、
「もう急にいなくならないでくださいね」とお願いし、会場を後にした。


(了)

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