2月1日
久し振りに書く。
正月の初釜も過ぎ、道具の片付けも終わった。
明日は節分、早いものだ。
マンションの管理人も3月までと決めた。体が動く内に行きたい所に旅行する為だ。
かみさんは、暮れに夜咄の茶事をやった。大変だった。
元旦の家族全員のお正月兼孫の誕生日。
続いて新年の初釜。
良く体が持った。
茶事は、一品毎に出汁を変え煮込んで、それを汁物に、椀物に熱い内に仕上げて出す。
その料理方法を、正月料理にもやってくれて、出世の鰤照り、海老真薯の椀物凄い。
各煮物も一種入魂の味、旨い。焼豚良い塩梅。蟹しゃぶが目立たない。
三が日には小金井の初釜用の道具を搬入、掃除、設え。
第二土曜日が初釜。
暮れに秩父や都内で買った各具を、前日寝ずに煮た小さな鍋に入れたまま、車で早朝に小金井へ搬入。
長男の嫁とかみさんと二人で、タイミングを見て出す段取り。
10月に予約した吉祥寺東急内の三友居から懐石弁当が届く。
お弟子さん達が揃い、お福茶碗で白湯を出して、スタート。
炭手前、前日の用意で、この日の為に造ってもらった玉鋼の「光」香合は棚に飾れないと、空権さんの亀香合に変更した。
中立で、無限斎の白梅の軸を下げ、梅と水仙を乾山の竹擬き掛筒花入れに指して飾り。
かみさんの花は凄い、安達式の潮花家元を応援した祖母の直弟子の母が、「どうして、そんなに上手に生けられるの。」といっていたのを思いだした。
かみさんが、会席弁当と熱々の汁椀。お弟子さん達皆が一気に戴いたので、写真が撮れなかった。
台所で飲んだが実に旨い。
次が、秩父錦をチロリで温め神鍋と杯と杯台でかみさんがだした。
今日はここまで。