6月9日

 かみさんは、昨日は東小金井のお茶教室で、お稽古。

 その前日には、その教室の掃除と準備。

 今日は、人見講堂での研修会。良く頑張っている。

 先日の対龍山荘での茶会の様子を、絵に描こうと昨日構図を決めて来た。

 東山を借景にしているが、直ぐ前には金地院崇伝の寺が在り、その南の高台には東照宮が在る。

 それも借景にしている庭で、目を北に移せば比叡山が在り、2階からの眺めは最高だったのでそれも絵に入れる。

 又、当山荘の最大の見せ場である、池の向こうの滝と、その音を大きく聞かせる、床下の滝のからくりも入れて、絵にした。

 冷泉家の蔵出しの、定家の短冊は、歌会で冷泉家が幹事元だったから所有していたものだろう。

 蔵出しで、定家の歌の覚書集が見つかった様だ。国宝指定間違いなし。 

 

 調査が進めば、皆、国宝、重要文化財の指定を受け二度と、公の茶会では使えないかもしれない。

 対龍山荘は重要文化財の指定がされた様だ。

 サーズ2で公開が遅くなった対龍山荘と、その間の時間を使った、冷泉家の蔵出しとが重なり、ニトリさんが両方入手した事。

 亭主の先生の奥さんが、冷泉家に歌を習いに行っている事、等々偶然が重なった淡交茶会。

 こんな二度と無い様な茶会に良く、かみさんは気が付き、俺を連れて行ってくれた。有難い事だ、感謝感激雨あられ。

 今日はここまで。