6月26日

 七夕が近い。

 以前から毎年、この季節は小金井市東センターのお祭りの添え釜をして来た。

 かみさんの代になってからも続けて来た。

 ここ3年間は中止。コロナも過ぎ今年はやる。

 しかし当初は、2時間だけとのことで、不参加としたが、和室を使う団体が0なので、添え釜して欲しいと言われ、再度やる事になった。

 お菓子を何処で頼むか、長らく中もをしていなかった、側の新小金井駅の「ならは」に頼む事にした。

 長く東舟会にいた親子のお弟子さんが、会計をやっていたので、注文は何時もそのお母さんがし、先代が80を過ぎた頃から「ならは」での注文はやめていた。

 地元で注文するのが、かみさんの流儀なので、漸く「ならは」で注文出来る。

 7月8日がお祭り当日。

 足の悪いお弟子さんの為、立礼で行う。

 物価も上昇したので、500円とした。

 お菓子とお茶で600円弱なので、持ち出しだが、添え釜なので止む無し。

 水指は田原陶兵衛さん、主茶碗は飴で現長左衛門さん、次茶碗が先々代の沈壽官さんの辻が花、三椀は紫交趾で中村翠嵐さん。

 棗は住吉蒔絵で池端秀斎さん、茶杓は玄妙斎事井口海仙さん(淡々斎の弟さん)の銘「喫茶去」。

 道具的には、十分な揃えと思う。

 かみさんのお茶会への思いが、お弟子さんに伝れば、無事済むだろう。

 今日はここまで。