4月17日

 家康の命日らしい。上野東照宮の牡丹が綺麗らしい。

 TVでやっていた。

 我家の牡丹は、薄桃色、ピンク、白と3種が在るが、今は最後の白が満開だ。

 

 最初の薄桃色が咲いて、次がピンク色の右。

 最後が白。一番綺麗に思う。

 皆、大きい、直径20cm程度。

 百花繚乱とは良く言ったものだと思う。

 牡丹は、格の高い花、唐代では、蓮に次いで、2番、3番が梅でトップスリー。

 芸術分野でも、一番が書。大分下がって絵画、陶芸、彫刻、金工、その他で在った。

 お茶は、宋代の様式が、禅と同時に日本に再伝来し広まったので、この宋、漢民族の文化がベースとなった。

 中国の歴史は、漢民族と北方民族が交互に、互いを全滅させて歴史を作って来た。

 唐代は、初期に仏教から密教に代わった時代、しかし文化全体では、仏教の影響が大きい時代。

 お釈迦様の教えが密教で変わった訳ではないので、唐代の文化が漢民族の文化と成った。

 宋代も同じ、だからお茶もそれを踏襲している。

 牡丹は真の花と呼ばれるのは、その為。

 軸で一行物を好んで掛けるのも、漢民族の文化で書が断トツ一位なのが理由。

 室町期は絵画の軸が多かったが、利休の頃には、貿易が進み、書が一位と知れ渡り江戸時代には、書の軸が増えた。

 今は、禅語を掲げ、それをテーマにすると教えているので、一行物一辺倒になった。

 ちなみに、利休さんの最後期の百茶会の1/3は書の軸、2/3が絵の軸。

 今日はここまで。