2月27日

 トルコとシリアの境で大地震、地震国なのに、崩壊した建物の写真を見ると、鉄筋が大変少ないのに驚いた。

 地震大国で建設基準が完備している日本は、地震国への学習させる機会を与えると、PRすべきだろう。

 唯、公開しているだけでは、有難味が世界に解らない。PRが必要だ。

 又、写真で直ぐ解るのが、コンクリートが白い事だ。

 これは、良くシャビコンクリと言われる物の特徴で、強度が出ないコンクリートだ。

 生コンに水を追加して、嵩を増やしたインチキコンクリートだ。

 日本では、建築基準法で、建物毎に、試験片の提出が義務付けられていて、強度を確保している。

 昨日かみさんは、食当たりになり、上げ戻しで大変だった。

 気丈なかみさんは、俺の送り迎えをしたが、自分は医者に行くと言っていたが、洗濯をしてダウン。

 何でと思うが、身を尽くす性格が解っている俺が、無理に医者に連れて行かなかったのが悪い。

 ゆっくり寝てほしい。

 初釜の様子は、薄茶になり、麩焼とありへい糖を銘々皿に載せ、正客は丸盆、脇引で2回運び。

 

 吉祥寺亀屋万年堂の干菓子。 干支の兎の「卵」焼印。

 先代の上壽茶会用の麩焼の焼印の「百」の字を作ってくれた店だ。お代は当然懸った。

 棗は、池端秀斎の海松貝蒔絵。

 表面の金が少し薄れ、下地の朱漆の色が見えて来たので、大変良い色になった。

 お茶は、紅雲白で松壽園の詰。濃茶の様な甘味を感じた。

 お茶は、西に行くと甘味が増し、東に行くと苦味が増す様だ。

 狭山の歌から、色は静岡、香りは宇治、味は狭山でとどめさす。

 寒暖が最も激しい狭山茶は、苦味が在り、切れを感じるので、この歌が出来た。

 熱湯を直接注いで作る、一般的な煎茶の入れ方での話だ。

 温度を下げて、入れる本格的な煎茶の入れ方では、甘味が重要になるので、茶師は、地区毎で狙いの傾向が在る。

 今日は、ここまで。