11月2日

 かみさんは、朝一番電車で新神戸へ、淡交の旅行に出掛けた。

 有馬温泉でも前泊すればと思うが、炉開きの用意が間に合わないと、タイトな日程で参加した。

 沢庵さんの出身の寺に行けると、喜んで出掛けた。

 昔、お袋が東京美術俱楽部で2年続けて席持ちした時に、道具屋さんに一本買わされ、我が家にも少し縁が在る。

 当時の東京美術倶楽部は、木造の素晴らしい所だった。

 昭和20年4月14日の山の手大空襲で、今も残る新橋の西の蕎麦屋から、芝の増上寺の山門まで奇跡的に残った中に在った。

 以前は、毎年お華の各家元が一同に会して、生けるイベントが在った。

 直ぐ隣で、家元同士が生けるので、駆け引き、対抗心は大変なものだった様だ。

 祖母が安達式の潮花さん(開祖の家元)が、書生さんだったので、安達式の師範代をしていて、その後は叔母さんが付いていて、叔母さんがリュウマチになってから、叔父さんとお袋が付いていた。

 俺が高校の時、会場から家にお袋から電話が在り、輪が幾重にも重なった剣山の様な物を持って来てと言われ、小金井から田町まで40分でバイクで届けた。速かった。今では考えられない。

 美術俱楽部に着いて持って行くと、隣が、勅使河原さんで、潮花さんと談笑していた。

 二人は、昔祖母の所で最初は池坊流を習っていたので、談笑していたのだろう。

 その為か、家元然とした態度ではなく、お袋に普通に接していた様だった。

 かみさんは、明後日朝霞の青柳で猪子餅を受け取って、その足で東小金井のお茶教室へ行き、炉開きの用意をする。

 休む暇なしだ。

 かみさんは、お弟子さんを募集中。

 三か所で教えている。

 お茶に興味の有る方は、電話048-487-5098へどうぞ。 

 居ない時は、留守電に連絡先を入れてくれると有難い。

 ①小金井市東センター、東舟会、毎月第2、4金曜日午後2時~4時半、月に1度は②の場所。

 ②東小金井駅東南徒歩5分のお茶教室。毎月3回希望日で、今は第1、2、3土曜日。第3金曜日の午後。

 ③朝霞台北徒歩20分、志木なら北東に徒歩15分、駐車場完備。毎月3回希望日、今は日曜日昼2時。

 今日はここまで。