12月8日
トラトラトラの日。
最近山本五十六に酷い、意見を言う人が居るので驚いている。
「五十六が真珠湾を叩かなければ、米国の参戦を防げた。」である。
しかし、暴走陸軍が仏印へ進駐した9月時点で、実は参戦は可能。
同盟国フランスを救う、を名目に出来る。
事実イギリスは9月には、大西洋が手薄になるのを承知で、プリス・オブ・ウェールズ、レパルス、ハーミス、インドミダブを出航させた。
暴走陸軍の南進後、海軍は、欧米が相手となるのは防げないと判断して、真珠湾攻撃の作戦を軍と政府の合同会議に提出した。
仏印への補給路確保で、フィリピンに手をだせば、米国民の反感は爆発するのも解っていた。
米国もハワイへ9月に東海岸各基地から戦艦群、空母群を出航させ、太平洋艦隊は、日本の見積もりの2倍に増強させ、ハワイに集結させていた。
米太平洋艦隊のメイン基地オワフ島は、通常は雷撃が出来ない程、狭く、周囲の山が高いので安全と考えていた。
米軍は、出来て爆撃程度と考えていた。
爆撃では、戦艦は甲板が厚く沈まないし、損傷も直ぐ側のドックで治せると考えていた。
米国は8月の石油止めで、開戦へのスイッチを入れ、待っていた。
暴走する陸軍の仏印進行で、事実上開戦。
五十六は、ハワイの港湾施設を機能停止させ、回復までの時間に、パレンバンの石油を押さえ、終戦交渉する計画。
そこで日本は、水への侵入が浅い魚雷を造、甲板抜き爆弾を造、急降下で使い、戦艦群を見事沈めた。
しかし、南雲艦隊は、五十六が最も狙っていた港湾施設への攻撃は全くせず、ハワイから離脱。大馬鹿の大失敗。
雷撃隊、急降下爆撃隊、爆撃隊、護衛戦闘機隊で編成して行って、石油タンク群、浮ドック、ドックとも無傷だった。
0戦の20mm機関砲なら、石油タンク群への着火は十分出来る。
1発で、その爆発力で1mの土の穴を作れる威力が在るのだから。
単座戦闘機には、不似合いな大型の20mm機関砲は、この為に積んでいたのだから。
爆撃隊は何故ドック破壊をしないで、2列4個の小型爆弾で艦艇爆撃をしたのか。
最初で最後のチャンスを逃した。
雷撃で沈んだ艦艇以外は、修理して、直ぐ戦線へ復帰し、大戦中はオワフ島ドックはフル稼働で、日本を痛めつけた。
一方、翌年春に北アフリカでの連合軍の攻勢が開始され、計画は不意になり、敗戦。
日本人は、大きく見る事の出来る人が少ないのが、災いしたのが太平洋戦争。
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今日はここまで。
