2月24日
かみさんは、友達とお茶事の手伝いに行っている。
江戸東京博物館の展示を見て感じた事。
奥女中の話で、籐の籠は「こり」と呼ぶ物で、子供の頃は我家にも在った。
その中に自身の物を全て入れて、他人の物と分けていた。
上級の奥女中は部屋が有るが、一握りで多くは、数人で暮らしていたのが大奥。
民間人が入る下働きは、大店の娘も多く、その者が帰宅すれば、城中の文化を伝播し、城へ戻れば町方の流行を城中に持ち込んだ。
上級の奥女中は、派閥があり、その中で存在感を高める手法が、ままごとミニチュア調度品の自慢。
腕の良い職人を一早く見付け、良い物を造り自慢し、情報と合わせ献上し、のし上がる。
この女性独特の文化が、各種手工芸の文化を育んだ。
男は、刀、煙管、羽織の裏地や襦袢生地程度で、範囲が狭いが、ままごと遊びの対象は家財道具一式が対象なので、結果的に範囲が大変広く、手工芸技術向上の担い手になった。
何が影響して、世の中を作って行くのか、解らないと思って、かみさんと帰宅した。
かみさんは、お弟子さんを募集中。
三か所で教えている。
お茶に興味の有る方は、電話048-487-5098へどうぞ。
居ない時は、留守電に連絡先を入れてくれると有難い。
①小金井市東センター、東舟会、毎月第2、4金曜日午後5時~8時半。
②東小金井駅東南徒歩5分のお茶教室。毎月3回希望日で、今は第1、2、3土曜日。
③朝霞台北徒歩20分、志木なら北東に徒歩15分、駐車場完備。毎月3回希望日。
今日はここまで。

